2016.4.12 19:46

五木ひろし、石原慎太郎氏作詞の新曲「思い出の川」を披露

五木ひろし、石原慎太郎氏作詞の新曲「思い出の川」を披露

五木ひろし(右)は石原慎太郎氏と初タッグを組んだ新曲発表会を行った=東京・港区

五木ひろし(右)は石原慎太郎氏と初タッグを組んだ新曲発表会を行った=東京・港区【拡大】

 歌手、五木ひろし(68)が12日、東京・港区の品川プリンスホテルで、自ら作曲も担当した13日発売の新曲「思い出の川」の発表会を開催。作詞した旧知の芥川賞作家で元東京都知事、石原慎太郎氏(83)の前で披露した。

 「あの人は 今どこに 今は どこに…」。約500人のファンの前で情感豊かに歌い上げると、石原氏は「本当にうれしい。ありがとう!」と感激の表情。石原氏が作詞して世に出た曲は、歌手、ペギー葉山(82)とデュエットした「夏の終わり」(1991年発売)以来、約25年ぶりという。初タッグを組んだ五木も感極まって、涙を浮かべた。

 五木は2003年、当時は都知事だった石原氏から依頼されて三宅島噴火で避難した島民を励ますチャリティーソング「望郷の詩(うた)」を出したことがある。昨年5月に東京都内の中華料理店で偶然、再会した際、たまたま石原氏が書いていた歌詞で歌を出す話が持ち上がったという。

 石原氏はこの歌に込めた思いについて「人生は川の流れのように戻ってこないもの…」としみじみ。「もうじき俺も死ぬから、思い出にすがらないと生きていけないんだよ」とボヤきつつ、「もう1曲、歌詞を書いてあり、五木さんに渡してある」と打ち明けると、五木も「次の曲もお楽しみに!」と約束した。

 今回はカップリング曲「九頭竜川」と両A面で、この川は五木の出身地、福井県を流れる。こちらは作詞家、下地亜記子さん(60)が作詞、五木が作曲した。五木は「どちらも川つながりの曲となったのは、何かの縁」と感慨深そうだった。 

 五木は15日スタートのテレビ東京系「金曜7時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~」(金曜後6・53)で、「九頭竜川」をテレビ初披露する。この番組は先月10日に終了した「木曜8時のコンサート」のリニューアル版。