2016.3.17 21:16

ミラーレス車解禁へ 6月から公道走行可能に

ミラーレス車解禁へ 6月から公道走行可能に

 国土交通省は17日、自動車に設置されているバックミラーやサイドミラーの代わりに、カメラとモニターを備えた「ミラーレス車」を6月に解禁する方針を決めた。認証を得た新型車から公道で走行ができるようになる。道路運送車両法の保安基準を改正する。対象は乗用車やトラック、バスなどで、バイクは除外する。

 基準では、運転手が視界を確保できるよう、モニターで映る範囲や画質、倍率などを定めるほか、運転席近くや現在のバックミラーなどと同じような場所にモニターを設置することも規定。昨年11月に国連で採択されたミラーレス車の国際基準に従った。欧州各国でも同時期に解禁される見通し。

 国内では、日産自動車が、バックミラーを簡単に液晶モニターに切り替えられる技術を既に開発している。今後、同業他社も含め開発の動きが本格化しそうだ。

 ミラーレス車は、雨でミラーが見えにくくなるのを防ぐほか、車の突起が小さくなるため、空気抵抗が少なく、デザイン性が高くなるといった利点がある。

 将来は安全性向上のため、モニターで無灯火の自転車を鮮明に確認できたり、歩行者を目立つように映し出したりする技術の開発も期待されている。