2016.3.10 05:03

空海演じる染五郎、高野山で成功祈願「力をください」

空海演じる染五郎、高野山で成功祈願「力をください」

歌舞伎座「四月大歌舞伎」で真言宗の開祖、空海を演じる市川染五郎

歌舞伎座「四月大歌舞伎」で真言宗の開祖、空海を演じる市川染五郎【拡大】

 歌舞伎俳優、市川染五郎(43)が9日、東京・銀座の歌舞伎座で上演する「四月大歌舞伎」(4月2~26日)の舞台の安全と成功祈願を和歌山・高野山で行った。

 染五郎は、夜の部「幻想神空海(げんそうしんくうかい)-沙門空海唐の国にて鬼と宴す」で平安時代の僧侶、空海を演じる。同作は夢枕獏氏(65)の同名小説の歌舞伎化で、平安時代に活躍した真言宗の開祖、空海が唐で過ごした留学時代を描く。

 空海の御霊が奉られた拝殿、燈籠堂で成功祈願を行った染五郎は「今も(空海が)生き続けているといわれている場所。力をください、とお願いしました」とゆかりの地を訪れ、神妙な表情。

 2013年9月の新作歌舞伎「陰陽師」以来、夢枕氏と再タッグを組み、壮大な物語を体現することに「トリッキーな仕掛けがあるので、手品に見えないようなマジックを取り入れます。向こうの楽器演奏もします」と意気込んだ。

 高野山真言宗総本山金剛峯寺執行、山口文章さんから今年、創立130周年を迎える高野山大学の文学講師のオファーも受け、「ぜひ、伺いたい。講師とか教授、と入っている名刺を作ってみたい」とうれしそうだった。

  • 空海ゆかりの地で舞台の安全を祈願した市川染五郎=和歌山・高野山
  • 歌舞伎座「四月大歌舞伎」で新作歌舞伎「幻想神空海-沙門空海唐の国にて鬼と宴す-」の成功祈願で空海の御霊が奉られた拝殿、燈籠堂を訪れた市川染五郎=和歌山・高野町
  • 歌舞伎座「四月大歌舞伎」で新作歌舞伎「幻想神空海-沙門空海唐の国にて鬼と宴す-」の成功祈願に高野山を訪れた市川染五郎=和歌山・高野町