2015.11.8 04:03(3/3ページ)

自称「項羽の子孫」が中国転覆へ武装テロ画策…首謀者21人逮捕

自称「項羽の子孫」が中国転覆へ武装テロ画策…首謀者21人逮捕

 化学物質サリンを使い社会的混乱を巻き起こした、日本のオウム真理教事件(1995年摘発)を思わせる計画だが、広州警察当局は摘発を進め、計21人を逮捕し爆発物と原料計約50キロ、製造装置、パンフレット約6000部などを押収。計画を未然に防いだ。

 逮捕者のうち、張容疑者は約800ミリリットルに及ぶ大量出血をして今月4日に死去。爆発物製造に使う化学物質を吸い込んでいたことで、いん頭がんにかかっていたという。

項羽

 (紀元前232~同202年)古代中国・楚の武将。反乱軍の中心として秦王朝を滅ぼし、「西楚の覇王」と名乗る。しかし楚王を暗殺したことなどから、後に前漢の初代皇帝になった劉邦らが蜂起。漢軍が川を背にして数で圧倒する楚軍と戦い勝利し、「背水の陣」の言葉が生まれる。紀元前202年の垓下(がいか)の戦いで漢軍に包囲された項羽は夜、四方から楚の歌が聞こえてきたことで楚が占領されたと嘆いた。ここから「四面楚歌」の言葉が生じた。項羽はこの包囲を突破したが、逃げ切れないと悟り自害した。

(紙面から)