2015.10.19 12:00(1/3ページ)

【気になるAGA治療】AGA治療“ハードル”を下げたクリニックの努力

【気になるAGA治療】

AGA治療“ハードル”を下げたクリニックの努力

「全力の笑顔でお迎えしたい」と話す銀座総合美容クリニックの女性スタッフ=東京都港区新橋

「全力の笑顔でお迎えしたい」と話す銀座総合美容クリニックの女性スタッフ=東京都港区新橋【拡大】

 現在のAGA(男性型脱毛症)治療のスタンダードは、進行を予防する「フィナステリド」と、積極的に発毛を促す「ミノキシジル」という2つの薬を用いた治療だということは前回までの取材でわかった。また、施設によっては症状により、直接頭皮に薬剤をアプローチする「育毛メソセラピー」という施術が行われる。銀座総合美容クリニック(東京都港区新橋)の協力を得て、ある男性(42)の治療に密着した。

⇒〔前回まで〕適切な説明と情報の開示 AGAクリニック選択の1つに

 ■育毛メソセラピー

 髪の毛を乾かした後、被験者の男性は施術室を出てきた。20分ほどウトウトとしていたからなのか、さっぱりとした印象を受ける。施術の伴う治療である「育毛メソセラピー」の3回目が終了した。

 AGA治療を始めてから約3カ月。1日1回薬を1錠ずつ服用し続け、月1回の育毛メソセラピーを受けてきた。治療開始時の一時的な抜け毛増を避けるため、やや抑えていた薬の量は2カ月目から通常の分量になっている。

 男性は、育毛効果のあるミノキシジルの影響とされる治療初期の一時的な脱毛を経て、髪の毛の量が増えて太くなってきた自覚があるという。治療に過大な期待と焦りは禁物だが、楽しみな展開になってきた。

 同クリニックの育毛メソセラピーでは、レーザーや注射器を使わずに、電気穿孔法と呼ばれる技術を用いる。微弱な電気を流すことで細胞膜の透過性を上げて、薬剤をゆっくりと浸透させていく方法だ。施術後は薬剤の浸透を維持するため、大量の汗をかかぬようスポーツや入浴は数時間控えるという。

 男性によれば「金属の棒で頭皮を優しくなぞり、その後に薬剤が塗られました。この繰り返しが20分ほど続いたのですが、気持良さも加わり徐々に眠くなってきました」とリラックスした表情で感想を語った。

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  • 長椅子の背面に壁かパーテーションを配置した銀座総合美容クリニックの待合室=東京都港区新橋
  • 「全力の笑顔でお迎えしたい」と話す銀座総合美容クリニックの女性スタッフ=東京都港区新橋