平安時代の建造物を再現したロケ地の「えさし藤原の郷」で陰陽師ポーズを決める市川染五郎=岩手・奥州市【拡大】
平安時代の建造物を再現した岩手・奥州市の歴史公園「えさし藤原の郷」で、美しい平安装束に身を包んだ染五郎と光一が熱演した。
テレ朝系「陰陽師」は、夢枕氏の人気ベストセラー小説が原作。天才陰陽師、安倍晴明が、相棒の源博雅とともに平安の悪霊に立ち向かう姿を描き、映像化は2003年の映画「陰陽師II」(主演・野村萬斎、49)以来、12年ぶりとなる。
染五郎は、一昨年9月に上演された歌舞伎座公演「陰陽師」に続き2度目の晴明役で、相棒となる博雅役の光一とタッグを組む。
同局の伊東仁プロデューサーは「歌舞伎で晴明を演じる染五郎さんを見て、ぜひ映像でも見たいと思った。日本を代表する俳優でもある堂本さんを配役でき、歌舞伎界とジャニーズの最強タッグになった」と期待する。
先月から約1カ月行われた撮影は、平安時代を再現するため「えさし藤原の郷」を中心に、山深い奥州市の橋など岩手県内でオールロケを敢行した。
2度目の晴明を演じる染五郎は「一生に一度の気持ちで取り組んだ晴明を、もう一度やることができて本当にうれしい」と熱い思いを吐露。