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【軍事のツボ】陸上自衛隊がAAV7の内部を“公開”

特集:
軍事のツボ
雪の残る富士学校の敷地を走るAAV7(撮影・梶川浩伸)

雪の残る富士学校の敷地を走るAAV7(撮影・梶川浩伸)【拡大】

 陸上自衛隊が2月9日、富士駐屯地(静岡県小山町)で水陸両用装甲車「AAV7」を報道公開した。昨年4月の初公開に続き2度目だが、兵員室内部と、非舗装路走行の公開は初だ。

 今回公開されたのは、陸自が「参考品」として4両調達している「AAV7 RAM/RS」。性能諸元は、全長8・2メートル、全幅3・3メートル、全高3・3メートル、空車時の重量21・8トン、海上ではウオータージェットで進み、最高速度13キロ、航続時間7時間、陸上最高速度72キロ、航続距離321キロ、超壕能力2・4メートル、超堤能力0・9メートル、波高1・25メートルまで航行可能、武装は12・7ミリ銃機関銃1、40ミリ擲弾銃1、乗員3人と兵員21人が乗車可能などとなっている。

 ただ、乗車人数については、陸自は「分隊レベルでの運用を考えているので、乗員以外には9~10人が乗り込むことになる」としている。

 AAV7は米海兵隊の制式採用が1970年で、それから約45年もたっている。もちろん採用以降も性能向上が図られてきており、RAM/RS型は“最新型”。最大の特徴は、M2ブラッドレー歩兵戦闘車にも使われている「カミンスVTA903T400」水冷ターボディーゼルエンジンに載せ替え、サスペンションなどの足回りもブラッドレーのものを移植していること。

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