2014.12.13 05:05(2/4ページ)

【ヒューマン】吉川晃司、来年50歳もまだまだ走り続ける永遠のカリスマ

揺るぎない信念でオレ流を貫く吉川晃司。「変わらないことは良くも悪くも曲げられないこと。朱に交じった黒いシミみたいな感じかな」と笑った =東京・北青山

揺るぎない信念でオレ流を貫く吉川晃司。「変わらないことは良くも悪くも曲げられないこと。朱に交じった黒いシミみたいな感じかな」と笑った =東京・北青山【拡大】

 「30年はあっという間だった。振り返ってみると、歩幅が狭いとか迷い道で蛇行してきたなとも感じるね。デビュー当時は今よりもっとすごい存在になっていると思っていたし、今からでもそうなると思っている」

 所属レコード会社でインタビューに応じた吉川は、そう言って笑った。

 8月から30周年ツアーを精力的にこなし、集大成となる東京・日本武道館3公演も成功させた。来春の追加公演も決定するなど走り続けている。ただ、決して順風満帆とは言い難い30年だった。

 18歳だった1984年に「モニカ」でデビューし、水球選手から転身した大型アイドルとして注目を集め、大ブレーク。だが、翌85年のNHK紅白歌合戦で演奏後、ギターに火をつけ物議を醸す大騒動を起こすなど、自我を貫くあまり人間関係で挫折し、どん底を味わった。「よく脱線してね。谷底に落ちたりしてたんですけどね。まわり道をしたからこそ、大事だったことが見えてきた」と力説する。

 88年にギタリスト、布袋寅泰(52)と結成したCOMPLEXは音楽性の違いなどから2年の活動期間だったが、楽曲を作り上げる方法や技術を布袋やスタッフから吸収。アイドルの枠を飛び出し、真のアーティストへと変貌した。

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