2014.12.2 05:04

文太さん4万平方メートルの畑で育てた野菜、ホテルや市場に卸す

 映画「仁義なき戦い」「トラック野郎」シリーズで知られる俳優、菅原文太さんが11月28日午前3時、転移性肝がんによる肝不全のため東京都内の病院で死去した。有機農業に取り組んでいた文太さんは、2009年に山梨・北杜市に「竜土おひさまの里農園」を開園。サポートをしていた北杜市農業振興公社の雨宮智博事務局長(67)はサンケイスポーツの取材に「具合が悪いとは知らず、びっくりしている。3、4年前に一緒に食事をしたこともある。映画の役のイメージと違う、紳士で物腰が柔らかい方でした」としのんだ。

 文太さんは農業拠点兼自宅を持ち、山梨県や北杜市が派遣した農業協力スタッフ数人とともに4万平方メートルの借地でトウガラシやアスパラガス、さつまいもなどを育てていた。週末に妻の文子さんと訪れることが多く、収穫した野菜は地域の人に配ったり、ホテルや市場に卸したりしていた。

 雨宮さんが最後に会ったのは10月15日。農業拠点兼自宅を管理するための工事業者を紹介してほしいとの相談を受けた。体調が悪い様子はなかったという。

 農業拠点兼自宅には関係者と思われる男性が出入りしたが、「何も知りません」とだけ話した。

(紙面から)