2014.9.17 05:04

今いくよ、胃がんと診断…くるよショックも克服へ献身サポート

胃がんを患っていることが明らかになった今いくよ(右)。相方のくるよ(左)は心筋梗塞を乗り越えただけに、いくよもがんを克服し、2人で再び元気な漫才を見せる

胃がんを患っていることが明らかになった今いくよ(右)。相方のくるよ(左)は心筋梗塞を乗り越えただけに、いくよもがんを克服し、2人で再び元気な漫才を見せる【拡大】

 大御所女性漫才コンビ、今いくよ・くるよのいくよ(年齢非公表)が、胃がんであることが16日、分かった。

 複数の関係者の話を総合すると、先週はじめに体調不良を訴えて病院で精密検査を受け、胃がんと診断されたという。急きょ、関西ローカルのテレビ番組やラジオの収録をキャンセルし、大阪市内の病院に入院。今後、手術を受けるとみられ、この日からコンビで出演予定だった大阪・なんばグランド花月でのステージも休演した。

 今月4日に京都市内で行われた京都国際映画祭(10月16~19日)の発表会見では相方のくるよ(年齢非公表)とともに登場し、爆笑トークでわかせていた。

 関係者によると、くるよはいくよの病名を知らされた当初、ショックを隠せなかったが、現在は落ち着いて状況を受け入れているといい、相方の一刻も早い回復を願い、サポートしていく。

 くるよは、持病だった心筋梗塞が悪化し、2009年9月のNGK公演中に倒れ、心臓にペースメーカーを入れる手術を受けたが、同12月には完全復帰を果たしている。

 いくよも病を乗り越え、なにわが誇るベテラン女性漫才コンビの1日も早い復活が待たれる。

胃がん

 胃壁の最も内側にある粘膜内の細胞ががん化したもの。特殊な例に、胃壁の中を浸潤し、粘膜の表面にあまりあらわれない「スキルス胃がん」がある。代表的な症状は胃の痛み、不快感、胸焼け、吐き気、食欲不振など。他の病気と混同しやすく、また早い段階では自覚症状が出にくいため、早めの検査が重要。原因は喫煙や食生活などの生活習慣、ピロリ菌の持続感染など。禁煙や塩分のとり過ぎ防止、野菜、果物を多くとることが予防につながる。

今いくよ(いま・いくよ)

 本名・里谷正子。12月3日生まれ(生年非公表)、京都市出身。京都・明徳商高(現・京都明徳高)ソフトボール部で主将として全国準優勝に輝く。部のマネジャーで同級生だったくるよとともにOLを辞めて、1970年に今喜多代に弟子入り。80年から始まった漫才ブームで、痩せて厚化粧のいくよと、ぽっちゃりのくるよが互いの体形やファッションをけなし合うネタで大ブレークした。くるよとは私生活でも仲が良く、ともに独身。

(紙面から)