2014.7.23 10:00(4/5ページ)

【軍事のツボ】日本版海兵隊、西部方面普通科連隊の“ヒヨコ”たち(上)

【軍事のツボ】

日本版海兵隊、西部方面普通科連隊の“ヒヨコ”たち(上)

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 水陸両用基本訓練課程について、連隊長の國井松司1佐はボートオペレーションの最も基礎的な訓練としたうえで、「(海面から4~5メートルの高さにいる)ヘリから飛び込み、投下したゴムボートに乗り込む技術、体力、泳力を養う。それからボートマンシップを習得する。これは米海兵隊から教わったもので、簡単に言うと海は怖い、海から上陸するのは簡単ではなく、失敗したら死ぬという認識を持つこと」と説明した。

 同課程は西普連の隊員は全員が取得する特技とされているものの、現状では6割程度の取得率という。正式な特技とされてまだ2期生までしかいないためで、6月末からの期では20歳前後の隊員に混じって48歳の中隊長もいるとか。筆者も同年代で訓練のごく一部を体験したが、全てをこなせる体力はないと身をもって知った。

 同課程を習得すると、その上の段階としてはレンジャー教育や特技課程がある。特技課程には、8人乗りボートのリーダーとなるべく応急対処や洋上生存術などを身につける艇長課程や洋上斥候としての能力を身につける洋上潜入課程がある。ただこれらは必ずしも全員が習得する必要はないという。

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