2014.7.20 05:05(2/3ページ)

氷室、活動休止理由は聴覚障害…ミュージシャンとして「俺の寿命」

氷室、活動休止理由は聴覚障害…ミュージシャンとして「俺の寿命」

 ライブ終盤、氷室は凛としてステージ中央に立った。ただならぬ雰囲気に、スタジアムは静寂に包まれた。

 13日にソロ25周年ツアーの山口・周南公演で、「氷室京介を卒業します」と無期限のコンサート活動休止を宣言して迎えた初ステージ。「オレの気持ちが中途半端な形で広がって、ファンに迷惑をかけてしまったから、きょうはみんなに話したい」と切り出し、衝撃の事実を公表した。

 「年のせいもあって7年くらい前から右耳の調子が悪かった。でも利き耳は左だから、そのままライブをやっていたら、左もどこかのトーンだけ聞こえなくなった」と語った。氷室は自身の症状を「トーンデフ」と説明。左耳の変調期は明かさなかったが、「日本語に直すと音痴なんだよ」と自嘲気味に加えた。

 公演中、音を外すような場面はなかったが、完璧なパフォーマンスを信条とする氷室には、自身の症状が耐えられなかった。今ツアーのリハーサルでも技術スタッフに迷惑をかけていると感じ、3月29、30日の福岡公演の際、身近なスタッフには“ステージ引退”の意思を打ち明けていた。さらに、今月13日の山口公演前に「これ以上無理だ」と限界を痛感し、会場での卒業宣言につながった。

【続きを読む】