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関西の鉄道、優先席付近「ケータイ電源オフ」を見直します

 関西の私鉄や公営地下鉄が加盟する関西鉄道協会の鉄道事業者24社とJR西日本は25日、優先席付近の乗客に呼びかけてきた「電源オフ」の携帯電話マナーを変更し、7月から「混雑時には」と限定する形に見直すと発表した。「携帯電話が心臓ペースメーカーに与える影響は小さい」として総務省が昨年1月に指針を緩和したことを受けた措置で、鉄道各社で運用を統一する。一部の鉄道で導入されてきた「携帯電話電源オフ車両」もとりやめる。

 これまで鉄道各社が電源オフを呼びかける根拠となっていたのが、携帯電話からペースメーカーを22センチ以上離すことを推奨した総務省の「距離指針」だった。

 関西鉄道協会によると、ペースメーカーなどの医療機器への電波の影響が危惧されるようになり、約10年前から鉄道各社で優先席付近の「携帯電話電源オフ」を呼びかけてきた。

 しかし、平成24年7月にペースメーカーの誤作動を招く恐れがあった「第2世代」(2G)携帯電話のサービスが終了。ペースメーカーも改良が進み、現在は電波の影響を受けにくくなっている。総務省は昨年1月、距離指針を22センチから15センチに緩和した。これを受け、携帯電話マナーの見直しを検討してきたという。

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