2014.6.23 11:50

サッカーW杯取材の韓国・KBS記者を逮捕 ADカードを不正使用

 ブラジルで開催されているサッカーW杯で、韓国・KBSの記者が現地時間21日、1次リーグ第2戦「韓国対アルジェリア」戦が行われるポルトアレグレのベイラリオ競技場で、W杯取材陣に提供されたADカードを不正使用し、逮捕されていたことが23日、分かった。韓国・スポーツ朝鮮が報じた。

 この記者は、自社番組の現地撮影を助けるため、自分が競技場に入った後、外にいる別の人物にADカードを貸与したことが警察にバレ、逮捕されたという。取り調べを受けた後、釈放されたが、警察はW杯を主管するFIFA(国際サッカー連盟)に今回の事実を通報した。

 ADカードは、身分証明と取材可能エリアなど記されたカードで、貸与された本人だけが使用可能。他人に貸し与えたり譲渡した場合、当事者や該当放送局まで出入り制限などのペナルティーを受けることがある。

 この報道を受けて、KBSには韓国メディアから取材が殺到。同局広報室は、自社の記者がADカードを不正使用したことを認めた上で、「なぜ使用したかに対しては事態の把握が必要だが、ADカードの発行があまりにも少ないため、やむをえずこのような状況が発生したと推定される。FIFAにはすでに謝罪した。今後このようなことが起こらないよう、ADカードの発行数を増やすために努力するつもり」と話しているという。