2014.5.30 13:00(1/2ページ)

試行錯誤の分煙対策で売り上げ増加 大人志向「フレッシュネスバーガー」

仕切りを設けたエリア分煙を実施したことで売り上げを伸ばしたフレッシュネスバーガー品川グランパサージュ店=東京都港区港南

仕切りを設けたエリア分煙を実施したことで売り上げを伸ばしたフレッシュネスバーガー品川グランパサージュ店=東京都港区港南【拡大】

 受動喫煙防止対策を施設管理者の努力義務とした健康増進法が平成15年に施行されて以来、全面禁煙とするレストランが増えた一方、分煙を進めたことで売り上げを伸ばしたケースもある。アルコールを提供するなど大人志向のファストフード「フレッシュネスバーガー」は試行錯誤を経て成功した事例のひとつだ。

 中庭に面した開放的な喫煙ルームでノートパソコンを開き、コーヒーを飲みながら仕事の下準備をする。ビジネスマンが集まる品川駅南口のオフィスビル内にあるフレッシュネスバーガー品川グランパサージュ店(港区港南)で平日の朝に見られる光景だ。木製のテーブルや椅子を揃えたアーリーアメリカンスタイルの店内。給排気システムは万全で、昼休みには喫煙、禁煙席ともいっぱいになるが、喫煙ルームがたばこの煙で充満したり、禁煙席ににおいが流れてくることはない。黄ばみが目立たないよう喫煙ルームは茶色の壁紙を使用している。

 フレッシュネス(港区南青山)が運営するフレッシュネスバーガーは「大人がくつろげるバーガーカフェ」がコンセプト。平成4年の創業以来、店内を喫煙可としてきた。その後、禁煙を求める時代のニーズから既存店では分煙を実施。改装時には仕切りを設けたり、喫煙エリアを新設するなど分煙対策を積極的に進めてきた。

 全国164店舗(5月20日現在)のうち、フロアだけではなく仕切りやエアカーテンを設けた分煙を実施しているのは80店舗。ファミリー層が中心の商業施設内の店舗は禁煙にしたり、ビジネスマンの多いオフィスビル内の店舗はエリア分煙にするなど立地に応じた運営をしている。

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