2014.5.26 05:06(2/3ページ)

AKB握手会に“落とし穴”…手荷物検査しない甘い危機管理

特集:
AKB48
川栄李奈と入山杏奈が手術を受ける岩手県高度救急救命センター前で報道陣に応対するAKB48劇場の湯浅洋支配人(左)=岩手・盛岡市

川栄李奈と入山杏奈が手術を受ける岩手県高度救急救命センター前で報道陣に応対するAKB48劇場の湯浅洋支配人(左)=岩手・盛岡市【拡大】

 全国的に人気が爆発してもファンとのふれあいを大切にしてきたAKB。それが、皮肉にも凶悪犯を招くことになったのか…。

 今回、事件の起きた「全国握手会」は通常AKBのメンバーが数人ずつに分散し、テントの中へ。長いテーブルをはさんでファンと次々に握手する。テントごとに10人前後の警備員と整理スタッフが配置され、ファンは握手の前にスタッフから「手につけた装飾品ははずしてください」「両手を広げてみてください」などと指示される。

 しかし、握手会には手荷物を持ったファンのほか、全国各地からキャリーバッグなど大きな荷物持参で訪れる人も。時間短縮のためには荷物まで検査しないのが普通だった。関係者の1人は「いつか不測の事態が起きるのでは、と心配していた」と甘いチェック体制を反省する。

 これまで握手会をめぐるトラブルでは、偽造握手券を使う事件やテレビ局員に成り済ますケースはあったが、凶悪事件は初めて。今回の梅田悟容疑者(24)は何らかの荷物に凶器を忍ばせていたとみられるが、人気の源泉と言えるのが握手会。それだけに、主催のキングレコードは今回も「トラブルがあると、今後のイベント継続が難しくなる」と「自覚ある行動」を呼びかけはしたが、手荷物検査などは行わなかった。

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