2014.3.13 05:02

STAP細胞論文「想像超えた不正」研究者からも批判相次ぐ

 新たな万能細胞「STAP細胞」を報告した論文の画像や表現に相次いで不自然な点が指摘された問題で12日、小保方晴子研究ユニットリーダーらと共著者に名を連ねる丹羽仁史理化学研究所プロジェクトリーダーが、「STAP細胞ができたという根幹は揺るがない」と表明。論文についてはネット上で大学教授らから「想像を超えた不正行為。倫理教育を見直す糧にするしかない」「STAP細胞の実験を始めたときのあのワクワク感は何だったんだろう」などの批判が続出。日本分子生物学会(理事長・大隅典子東北大教授)は「多くの作為的な改変は、単純なミスである可能性を遙かに超えており、多くの科学者の疑念を招いています」と、理研に迅速な対応を求める声明を公表。中辻憲夫・京都大教授は「日本の科学や博士課程教育の評価が下がるのではないか。個人の問題にとどまらず全体に影響が広がると残念だ」と指摘している。

(紙面から)