2014.1.26 05:01

桂ざこば、たかじんさん映像に号泣「もう映さんといてや~」

たかじんさんとの和解シーンに、スタジオで号泣した桂ざこば

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 3日に死去したやしきたかじんさん(享年64)の読売テレビ系追悼特番「たかじん追悼スペシャル そこまで逝って委員会」が25日、放送され、桂ざこば(66)が号泣し「たかじんありがとうな」と絶叫。プロ野球楽天の星野仙一監督(67)も「さみしいよ」とビデオメッセージを送った。

 懐かしい友との映像に、こらえてきた涙腺が一気に決壊した。右手に残る“雪解け”の感触。ざこばが声を震わせ、感謝の思いを絶叫した。

 「たかじん、ありがとうな。本当にありがとう。もう映さんといてや~」

 たかじんさんとは関西の番組でよく共演したが、5年間“犬猿の仲”の時期があった。1988年6月のABC系「ナイトinナイト」収録中、待ち時間の長さに腹を立てたざこばが、司会のたかじんさんと口論の末、本番中に帰ったことに始まった。

 読売テレビ系「たかじんnoば~」の93年2月放送で、ざこばがゲストとして出演したシーンが流された。「仲ええで」というたかじんさんに、ざこばは「仲ええことないよ!」。5年前の一件以来、仲違いしたまま。番組では、酒を酌み交わしながら、激しく本音をぶつけ合った。

 そして最後に「いろいろあったけど、たかじんにいろいろ注意させてもらうわ」「おれも注意させてもらうわ。きびしくな」と、がっちり握手。仲直りを果たしたシーンでは、スタジオにいたざこばが思わず感極まって涙を流した。

 この日の放送には、死去後初めて橋下徹大阪市長(44)も出演。ゆかりの人のメッセージが流され、星野監督も語った。

 「こんなに早く逝くんだもんな。おれが優勝祝いしてもらいたかったのに。よくカラオケにもいったよな。覚えているか、カラオケでマジメに聞かない客がいて、おれが慌てて真ん中に入って止めたよな」

 自分以上の暴れっぷりを、懐かしそうに振り返る闘将。監督を務めた阪神や中日の球団キャンプ地に来てくれたとき、たかじんさんの曲を流すと涙を流して喜んでいたという。

 「たかじんの後にも前にも、関西では出てこない。関西の宝だよ。さみしいよ」。ざこばが泣き、星野監督が語り、その存在の大きさをあらためて浮き彫りにした。

(紙面から)