2014.1.8 19:57

工藤静香、育ての親へ涙の弔辞 「恋一夜」苦しいと訴えた秘話も

渡邉有三さん告別式で、涙ながらに弔辞を読む工藤静香

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 2日に虫垂がんのため死去したレコード会社、ポニーキャニオンの元常務取締役、渡邊有三(わたなべ・ゆうぞう)さん(享年64)の葬儀・告別式が8日、東京・上野の寛永寺で営まれた。

 故人が手がけた数多くの歌手を代表して工藤静香(43)が弔辞を読み、「私の歌手人生をスタートさせてくれた有三さんを一生忘れません」とむせび泣いた。1987年に「うしろ髪ひかれ隊」でデビューした当時を振り返り、「ご自宅で奥様と3人で食べたリンゴのチョコレートの味が今も忘れられません」と遺影に語りかけた。

 また、ソロ楽曲「恋一夜」のサビのキーが高く、「苦しい」と渡邊さんに訴えたところ、「俺は静香の苦しそうな高音が好きだ」と言われたことを告白。「それ以来、有三さんの好きだったキーで歌っています」と打ち明けた。昨年12月30日に病室で話をしたのが最後になったという。

 いとこの俳優、石坂浩二(72)も弔辞に立ち、渡邊さんの俳優願望を思いとどまらせた昔話などを披露。明るく優しかった故人の人柄をしのび、参列者約300人の新たな涙を誘った。