2013.12.16 05:03(2/2ページ)

“自画自賛”百田尚樹氏、「永遠の0」は「10年に1本の傑作」

著書「至高の音楽」の発売イベントを行った百田尚樹氏=東京・新宿

著書「至高の音楽」の発売イベントを行った百田尚樹氏=東京・新宿【拡大】

 試写会で同作を見た百田氏は「通常、原作者は(評価が)辛くなるけど、これは純粋に観客として楽しめた。10年に1本出るかどうかの傑作」と絶賛し、主演のV6・岡田准一(33)らキャスト陣についても「素晴らしい演技をしていただいてる」と感謝。2006年のデビュー作となる原作は300万部を突破しており、映画についても「大ヒットするね」と断言した。

 今回執筆した「至高-」は、19歳でクラシックに目覚めて以来、1日7~8時間は聴いている百田氏が、小説を執筆中に聴いている名曲など26曲を紹介するエッセー。

 「永遠-」のラストシーンを書いているときに聴いていたマスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」など、自身が選んだ34曲入りのCD付きで、「初心者もマニアも楽しめる。CDだけでも2000円の価値があります」と胸を張った。

 「探偵!ナイトスクープ」などを手掛けた人気構成作家から小説家に転身し、「モンスター」(10年)や本屋大賞に輝いた「海賊とよばれた男」(12年)などヒット作を連発。11月には、NHKの最高意思決定機関である経営委員会にも選ばれた。大みそかには同局で「紅白歌合戦」が生放送されるが、「今まで見たことないので、楽しみたいと思います」とほほえんだ。

百田尚樹(ひゃくた・なおき)

 1956年2月23日生まれ、大阪府出身。同志社大中退後、放送作家の道に進み、大阪・ABCテレビの人気番組「探偵!ナイトスクープ」などを担当。2006年に「永遠の0」で作家デビュー。文庫で300万部を超える記録的ベストセラーとなった。また、今年4月に「海賊とよばれた男」で本屋大賞を受賞。10月に第26回日本メガネベストドレッサー賞の文化界部門を受賞した。

(紙面から)