2013.6.24 18:40(1/5ページ)

【軍事のツボ】辛坊治郎氏の海難救助取材記

特集:
軍事のツボ

 完全に“シビレ”てしまった。もちろん正座して脚がそうなったのではない。海難救助で海上自衛隊や海上保安庁が見せてくれたプロの仕事に、だ。

 ヨットで太平洋横断にチャレンジしていたニュースキャスターの辛坊治郎氏と全盲のヨットマン・岩本光弘氏が6月21日、宮城県の金華山南東約1200キロの洋上で遭難した。まず簡単に時系列で動きを追う。

 ●6月21日午前7時35分ごろ 辛坊氏から2人のチャレンジをサポートしている団体事務局に「右舷から浸水している」と電話連絡

 ●午前7時46分ごろ 団体事務局が118番通報(海難救助要請)

 ●午前8時ごろ 2人は浸水が激しいヨットを放棄してライフラフト(救命いかだ)に乗り移る

 ●午前10時 第2管区海上保安本部(2管)から海自厚木航空基地に災害派遣要請。この間、2管は巡視船とガルフストリームⅤ型機(LAJ500「うみわし1号」)を現場に派遣。巡視船の到着予定時刻は23日未明

 ●午前10時49分 海自の哨戒機P-3Cが厚木航空基地離陸

 ●午前11時39分 US-2が厚木航空基地離陸

 ●午前11時44分ごろ 海保のガルフストリームⅤ型機が現場海域に到着し、2人の無事を確認

 ●午後2時ごろ US-2が現場に到着し、着水を試みるが波が高く断念

 ●午後3時ごろ US-2は現場上空を旋回し続けていたが、現場を離れる

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