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【軍事のツボ】「逆居抜き」で交代の米イージス艦

特集:
軍事のツボ

 米海軍が横須賀に配備しているイージス巡洋艦カウペンズが、米西海岸のサンディエゴから回航されたイージス巡洋艦アンティータムと交代することになり、2013年2月5日、米海軍横須賀基地で交代式が行われた。カウペンズはサンディエゴに去り、アンティータムは米第7艦隊第70任務部隊の所属となるのだが、面白いことに両艦の乗組員は丸ごとフネを交換する「ハルスワップ」を行う。飲食店などで経営者が変わっても以前の店舗をそのまま使うことを「居抜き」というが、それとは逆に人間はそのままという「逆居抜き」とでもいっていい手法だ。

 「カウペンズとアンティータムの交代は長期計画の一環で、米海軍はアジア地域の安定に対する責務を果たすため、最も有能な部隊を展開させる」。第70任務部隊司令官のマーク・モンゴメリー少将は両艦の交代について記者団を前に語った。

 カウペンズはタイコンデロガ級の17番艦で1991年就役。イージス武器システムを搭載している、いわゆる「イージス艦」だ。横須賀に配備されたのは2000年6月。ちょっと脱線するが、これまでに女性が艦長を務めたこともあり、その女性艦長(大佐)はなかなかの「武勇伝」を残した。

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