林真須美死刑囚が勝訴 「週刊ポスト」側の名誉毀損認定

 

 「週刊ポスト」の表紙の記載で名誉を傷つけられたとして、和歌山毒物カレー事件で有罪が確定した林真須美死刑囚(57)が、発行元の小学館と取材したフリーの記者にそれぞれ1000万円の慰謝料を求めた訴訟の判決で、東京地裁は12日、名誉毀損を認め、計20万円の支払いを命じた。

 週刊ポストは2009年5月1日号の表紙で「『メニューはハヤシライスと“シソ”カレー』林真須美ヒ素事件『無罪出所したらカレー屋やりたい』獄中大放言」と記載した。

 市原義孝裁判長は「事件の最高裁判決を直前に控えた時期にからかう言動で不謹慎だ」と指摘。「心情に配慮することができない人物であるという印象を与え、社会的評価を低下させるものだ」と結論付けた。

 週刊ポスト編集部は「判決文を精査の上、しかるべき対処をします」とコメントした。

Read more