柳ゆり菜“体当たり”サプライズ来社!「覚悟の詰まった」作品見て

 
サンスポ編集局をサプライズで訪問した柳ゆり菜。地元大阪で神対応!(大阪市浪速区、撮影・門井聡)

 22日公開の映画「純平、考え直せ」(森岡利行監督)に出演した女優、柳ゆり菜(24)が11日、大阪市浪速区のサンケイスポーツで単独インタビューに応じた。男に襲われ、髪をばっさり切られるなど、ハードな役柄に体当たりで挑戦。「むき出しの状態でいられるのがいまの私の武器」と、取材後にはサプライズで編集局に飛び込み、「覚悟の詰まった」と意気込む作品を自ら売り込んだ。

 「うれしいです。凱旋!!」と、おどけた故郷・大阪での取材。編集局訪問は予定になかったが、「よろしくお願いしま~す」とふりまく笑顔に男性陣もメロメロだ。

 原作は奥田英朗氏の同名小説。東京の新宿・歌舞伎町で対立組織の幹部暗殺を命じられた純平(野村周平、24)が、偶然に出会ったOL(柳)と過ごす3日間を描く。

 「オファーくれた方もダメもとやったらしくて『多分、やらんって言われる』と思ってたら、私がやりますって言ってびっくりしたみたい」

 撮影は2年前。2014年のNHK連続テレビ小説「マッサン」でワインの半裸ポスターモデルにふんして一躍脚光を浴びた柳は、高校時代から女優を志していた。

 「その時期、女優・柳ゆり菜を世間にどう見せていったらいいんやろって悩んでた。こういう役が私にくるのかって、うれしかったんです」

 覚悟を決めて臨んだ撮影は、想像通りハードだった。男に襲われ、殴られ、髪を切られる過酷なシーンを24時間以上も眠らず撮ったことも。約40センチもバッサリ切り落とされたのは地毛。自分から希望した。

 「私が思い描く表現したいもの、好んで見るものは、何かを犠牲にしてたりする。自分自身も泥臭い人間。かわいいお芝居にはひかれないんです。失ってつらいものはなかったから」

 とはいえ、さすがに精神的には追い込まれていた。「当時のマネジャーさんは副社長だったんですけど、『あんな獣の目をして、三角に目がとがったゆり菜は初めて見た』って驚いてました」。

 22日の公開を控え、「ここまでやったからには、女優として覚悟を持ってやっていかなきゃな」と決意も新た。「きれいに繕おうと思ってない。ムキ出しの状態でいるのが、いまの私の武器。本物志向の人が見る映画にどんどん出ていきたい」と、夢を熱く語った。

★「不器用なモンで。高倉健さんみたいな」

 いきなり編集局に飛び込んで映画をPRする気さくな柳だが、意外や「共演者の方と仲良くなれないタチ」。相手役の野村も「壁を作られていた」と嘆いていた。

 「脚本を読んで、バラエティーとかの自由奔放なイメージの野村さんだったら、純平役も似合いそうだなって思ってたくらい。壁を作ろうとしたわけじゃないんです。なんせ不器用なモンで。高倉健さんみたいな」。目指すは女・健さん!?

柳ゆり菜(やなぎ・ゆりな)

 1994(平成6)年4月19日、大阪市住之江区出身。2013年、エヴァーグリーン・エンタテイメント初のオーディション「smart Boys & Girlfriendオーディション」で特別賞受賞。14年、映画「うわこい」で主演デビュー。同年、NHK朝ドラ「マッサン」の半裸ポスターモデル役が話題に。1メートル65。血液型A。

Read more