三遊亭とむら元お笑い芸人の若手落語家トリオが開く落語会/週末エンタメ

 
TBSラジオ主催の「転身組落語会」に出演する三遊亭とむ

 お笑い芸人出身の落語家、三遊亭とむ(34)、三遊亭鳳月(38)、笑福亭茶光(38)が出演する「転身組落語会」が、10月6日に東京・虎ノ門のニッショーホールで開かれる。

 お笑い芸人として10年以上のキャリアがある3人はお笑いをやめ、それぞれが大御所の師匠に弟子入りした文字通りの転身組。同落語会は「今の自分たちの落語を披露する」という趣旨で、トークと落語で構成される。

 ダジャレネタで知られるピン芸人の末高斗夢こととむは三遊亭好楽(71)門下の二つ目で、昨年10月にエイベックス入りした初の落語家。フジテレビ系「人志松本のすべらない話」に出演歴がある兄弟コンビ、若月の若月徹こと鳳月は三遊亭鳳楽(71)に、08年にABCお笑い新人グランプリの決勝に進出した漫才コンビ、ヒカリゴケの片山裕介こと茶光は笑福亭鶴光(70)に入門し、ともに前座修業中だ。

 「転身組落語会」は通常、演芸専門のCDショップ、ミュージック・テイト西新宿店で行われている月1公演。20~30人収容の店内会場は高座と客席が至近距離で、3人が日常で体験したウソのような本当の驚きのエピソードトークを披露した後、落語を一席ずつ演じる。お笑い時代からのファンら常連客も多い。

 10月は約700人を収容するニッショーホールに場所を移し、TBSラジオ主催で公演。同落語会では過去最大規模だ。

 最年少で芸歴が一番長いとむは「お笑いと落語は同じ芸人というカテゴリーですが、短距離走とマラソンというぐらい似て非なるところがあります」と2つの芸の違いを力説。「まだまだ3人とも修業の身ですが、落語が最高に楽しく、また落語に救ってもらえたことなどの話を織り交ぜながら、自分たちの視点で、落語初心者の方が落語を好きになるきっかけになるような会にしたいです」と意気込んだ。

 会社員の転職市場なら即戦力の30代。セカンドキャリアに進んだ働き盛りの3人が共闘し、大規模公演の成功を目指す。(小山 理絵)

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