栃木の農家、中国人技能実習生29人に残業代不払い ストライキなどで発覚

 

 JAしおのや(栃木県さくら市)に所属する農家24軒が、中国人技能実習生の女性29人に残業代計約1180万円を支払わず、東京入国管理局が農家などに対し、実習生の新規受け入れ許可を取り消したことが10日、JAへの取材で分かった。

 JAによると、農家は2015年11月にJAの仲介で受け入れた実習生に対し、1時間当たり約1000円の残業代を支払わず、17年7月まで約600円で残業させた。1人当たりの不払いは数万円から約60万円だった。

 昨年夏に実習生がストライキをするなどして発覚。農家側と中国の送り出し機関が、昨年8月までに不払い分を全額支払い、実習生は昨年10月に全員帰国した。

 JAの担当者は「不払いは把握していたが、農家の経営が厳しく、強く指導できなかった」としている。東京入管が許可を取り消したのは、昨年11月から3年間で受け入れ予定だった約30人。

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