つばきファクトリー谷本安美&岸本ゆめの&小野瑞歩がニューシングルを語りつくす!

 
「低温火傷」の衣装で笑顔をみせる(左から)谷本安美、岸本ゆめの、小野瑞歩(大阪市浪速区、撮影・二星昭子)

 昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞したハロー!プロジェクトの女性9人組、つばきファクトリーの谷本安美(18)、岸本ゆめの(17)、小野瑞歩(17)が大阪市浪速区のサンケイスポーツを訪れ、今月21日発売のトリプルA面シングル「低温火傷/春恋歌/I Need You~夜空の観覧車~」をPRした。

 発売の翌22日には初の単独公演となるメジャーデビュー1周年記念イベント(東京・ディファ有明)を開催。5月には3年前の同時期に結成されたこぶしファクトリーとの合同でホールツアーを行うことも決まった。「低温火傷」の衣装で来社した3人に思いを聞いた。

 --昨年2月22日のメジャーデビューから3作目のシングルです

 小野「『低温火傷』はつばきファクトリーでは初めて季節感がはっきりした楽曲で、冬の曲なんです。せつない恋心を描いた疾走感のある曲になっていて、メンバーの表情も最初は『せつない』とか『悲しい』だけでやっていたんですよ。でも、見てくださっていた先生がたやスタッフさんから、せつないという思いの中にも笑顔があってもいいんじゃいかという意見を言っていただいて、それからはせつない顔の中にも笑顔を取り入れたりしているので、表情にも注目して聴いていただきたいです」

 --ライブを重ねていくうちにパフォーマンスも変わっていったわけですね

 小野「はい、進化していってます。あと、衣装がケープを着ていたり、手袋をしていたりするんですよ。だから、クルッと回る振り付けだったら、ケープがすごくヒラヒラ舞ったりしますし、手を強調する振り付けがあるので、そこにも注目してほしいです」

 --「春恋歌」は

 岸本「冬の曲の後に聴くとガラッとイメージが変わって、本当に春らしくてさわやかな曲です。私自身も春に高校を卒業して社会人になるので。タイトルには『恋』の文字が入ってはいるんですが、恋をしていない方でも春に聴けばウキウキできる、春にぴったりの曲になっています。今回の3曲の中でいちばん恋感は薄いかも」

 --「I Need You~夜空の観覧車~」はセリフ多めです

 谷本「曲自体がひとつの物語みたいになっていて、1番と2番で歌詞が違って、観覧車に乗る前、頂上にいくとき、降りるときとに変わっていくので、そこに注目していただきたいです。つばきファクトリーはセリフが入っている楽曲が多いんですが、今回の曲はその中でもいちばんセリフが多くて、そして長いんですよ」

 --冒頭いきなり谷本さんのセリフで始まります

 谷本「そうなんですよぉ。まさかの!」

 --レコーディングは全員ひととおり歌って…

 谷本「選ばれました!」

 --完成した曲は個々に渡されるんですか

 岸本「全員で聴くことが多いですね。今回もそうでした」

 小野「誰かな? って聴いてて、オーッと」

 谷本「まさかの、でした。あと、ミュージックビデオ(MV)はデート感があるので、すごくキュンキュンするんじゃないかと思います」

 --舞台は横浜のみなとみらいですね

 岸本「MVは1月にみんな冬服で撮りました」

 小野「風が強かったです。長袖のインナーを着たり、カイロを貼ったりして防寒してました」

 --裏話みたいなものはありますか

 小野「観覧車に乗ったんです。私は自分では高い所は大丈夫だと思うんですけど…風がけっこう強くてすごく揺れたんですよ。それが怖かったなと思います」

 --以前、小片リサさんが、観覧車での撮影中、小野さんがすごく怖がっていたと話していました

 岸本「ずっと『怖い、怖い』って言ってるから、集中できなかったと言ってましたね」

 小野「手すりから手が離せなくて…。あと、風が強いと隙間からビュウビュウ音が入ってくるんですよ。その音がけっこう怖かったです」

 --観覧車のシーンは2人一組で撮影だったんですね

 岸本「私は秋山眞緒ちゃんと乗って、お互いを見ないって約束したのに、めちゃくちゃ見てきました、私が撮影しているところ」

 谷本「へぇ~約束してたんだ」

 岸本「やっぱり見られてると緊張しちゃうんで、やりきれないかなと思ったので、始まる前に絶対お互いを見ないでおこうって話してたんですよ。でも見てきましたね」

 谷本「ふふ」

 岸本「あと、デートシーンで、飲み物が入ったカップを2つ買ってきて相手に渡すシーンを撮ったんです。実際に私飲んだんですけど、中身がなにかわからなくて、最後まで」

 谷本「えー!?」

 岸本「味が全然わからなくて」

 小野「寒かったからかな」

 岸本「あれ、なんだったんだろうって今でも思っていて。たぶん、乳製品系の? ん? 違う。コーヒー系の? たぶんそっち系なんですよ。でも、ミルクティーなのかカフェオレなのかコーヒー牛乳なのかわからないまま飲んで、わからないまま撮影が終わりました」

 --谷本さんは誰と

 谷本「私は小片リサちゃんと一緒に乗って。リサちゃんは自前のカメラを持ってきていて、私がリップシーンを撮っているときにずっとパシャパシャ撮っていてくれて、その画像を後でいただきました。私もその小片リサちゃんのカメラを借りて、撮り合いっこしてました」

 --ご自慢の一眼レフですね

 谷本「そうです、そうです」

 --じゃあ、小片さんは小野さんと谷本さんの2人と撮影したんですか

 小野「そうみたいですね。初めて知りました。このMVはわりと1人ずつで撮影することが多くて、みんなが何やってるのか全然わからなくて…。完成するまで、みんながどこで撮ったのかとか、どんなことをしたのかわからなかったです」

 --「低温火傷」の撮影はかなり前になりますか

 岸本「そうですね。12月に1曲だけ先行配信でしたし。あの曲のMVを撮影したころに比べると髪も伸びました」

 --「春恋歌」のMVは

 谷本「かわいいです。自分たちが小さいお人形さんになっている感じでのMVなので、置いてあるものとか、毛糸とかなんですけど、それがけっこう大きくて」

 小野「自分たちがミニチュアになっちゃうんです」

 --22日には単独ライブがあります

 小野「つばきファクトリーはツアーをやることを目指していて、初ワンマンを成功させることによって、ツアーができる第一歩になるんじゃないかなって思うので、絶対に成功させたいと思います」

 --今までの楽曲を全部やるセットリストになるんでしょうか

 谷本「まだなにもわかってないんですけど、初なのでやってみたいですね、つばきファクトリーの曲を全部歌うというのは」

 岸本「ステージがディファ有明で、ちょうど1年前にメジャーデビューのときに立ったステージですごく思い入れのある場所なので、メジャーデビューから1年経った私たちの成長というのもみなさんにお届けできたらいいなと思います」

 --5月にはダブルファクトリーでの公演もあります

 谷本「そうなんですよ」

 岸本「合同のホールコンサートが」

 --5月3日が中野サンプラザ、5日にNHK大阪ホールです

 小野「大きいところでやらせていただくので、今から緊張しています」

 岸本「こぶしファクトリーはツアーを何度もやってきていて、私たちは今度の22日のディファ有明が初のワンマンライブなのですが、その差を絶対に感じさせたくないです」

 --日本レコード大賞の最優秀新人賞も受賞したりとキャリアを積んできました

 谷本「だいぶ反響がありました」

 --TBSの安住紳一郎アナウンサーも泣かせてしまいました

 谷本「あはは、びっくりしました。友達もおめでとうというより、私が泣いていたので『もらい泣きしちゃったよ』という報告が多かったです」

 岸本「私はホントに1人からしかこなくて。家族からはLINEとかメールがきたんですけど、友達は1人だけで。あれ? ってさみしくなりました」

 小野「私は逆に、何年も連絡とってなかったような子からもたくさん連絡いただいて。私は本番中は泣かなかったんですよ。ずっと笑ってて。でも、友だちは感動して泣いちゃったって言ってくれて、うれしかったです」

 --泣かなかったのは小野さんだけ

 小野「そうですね。発表された当初は実感がわかなくて、でも実感がわいてきて、うれしい! わぁ! って感じでした。そのときの感情を思い出してと言われても、あのときしか感じたことのない新しい感情が芽生えちゃっていて、なんか笑ってましたね。でも、終わってからは安心したのかホッとしたのか、涙が出てきました」

 --普段のライブとはまったく違う緊張感だった

 岸本「楽屋に戻ってからは、いただいた盾を順番に一人ずつ持って写真撮ってましたね。とにかく、緊張から解き放たれた感が強くて、体の力が抜けてる感じはありました」

 小野「本番はすごい緊張していて、マイクを持っている手が汗でびしょびしょになっていました」

 谷本「私たちは『アイドル界の主役になる』という目標を掲げているんですけど、まだまだ達成できていない。最優秀新人賞を獲ったことで第一歩を踏み出せたんじゃないかとは思うんですけど、アイドル界の主役とは、名前を聞いたら誰もが『ああ、あの子たちね』とわかる存在なので、そこまでいけるようにがんばっていきたいです」

 小野「2017年の日本レコード大賞の最優秀新人賞を獲らせていただいて、あの舞台に立てたことが本当にうれしかったので、何年かかっても、いつかまたつばきファクトリーで日本レコード大賞のステージに立てるようにがんばりたいなと思います」

 --そんなみなさんのハロプロ入りのきっかけは

 谷本「ドラマとかテレビを見るのが好きだったので、芸能界にあこがれてオーディションを受けました。女優の武井咲さんや森川葵さんが好きで。だからハロー!プロジェクトのこととかあまり知らないで入ってきたんですよ。ショッピングモールにモーニング娘。のオーディションしますよというポスターが貼られていて、モーニング娘。というグループ名くらいは知っていたので応募しました」

 --ハロプロの曲は知らなかったわけですね

 谷本「オーディションでの課題曲がJuice=Juiceさんの『伊達じゃないよ うちの人生は』で、もちろん知らなかったので、一から覚えました。だから研修生になってから苦労しました。まず曲から覚えないといけなかったんです。けっこう大変でした。他のみんなは曲を知っていて、あとはダンスを覚えればいい、みたいな感じだったので」

 岸本「私は芸能界にはもともと興味があって、小さいオーディションはいっぱい受けてたんですよ、子役的なオーディションを。ハロー!プロジェクトに興味を持ったのは、初めて知ったときにアイドルに見えなくて。パフォーマンスのレベルがすごすぎて。私の勝手なイメージでアイドルってフワフワ踊って歌ってるというものだったので、ハロー!プロジェクトを知ったとき、なんだこの団体は! こんなかっこいい人たちがいるんだ! 私も入りたいと思ってオーディション受けました。高橋愛さんが好きでした」

 小野「私は安美ちゃんとは真逆で、ハロプロがすごく好きで。中学1年生のときにハロー!プロジェクトにハマりまして、好きになったらとことん突き詰めちゃうので、イベントとかもいっぱい行ってました。それで、ハロー!プロジェクトのオーディションが開催されたら絶対に受けようと思ってました。モーニング娘。さんのオーディションも受けたんですけど合格しなくて、それ以前に研修生のオーディションも応募していて、それに受かったので研修生に入りました」

 --中1でハマッたきっかけというのは

 小野「小学生のとき、ガールズアワードというファッションショーを見に行って、そこでモーニング娘。さんが『One・Two・Three』を披露されていたんです(2012年5月26日、国立代々木競技場第1体育館)。そのときはすぐにハマらなかったんですけど、中学生になって動画サイトを見てたらたまたまそのときの動画にたどり着いて、あ、これ昔見たことあるって思って、それからどんどん調べていったら、ハマりました」

 --そんなみなさんを小さい子が見てあこがれるように…

 3人「そうなれるよう、がんばります」

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