2021.4.22 12:00

【竿々学々】相模湾のマルイカ釣果急上昇!筒イカの“最高峰”ケンサキイカの幼体

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相模湾のマルイカ釣果急上昇!筒イカの“最高峰”ケンサキイカの幼体

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 ――師匠、相模湾でマルイカが好調に釣れているって聞きましたが、まだ続きますかね~。

 「おお、ずいぶんと早くから釣れ出したんで、俺もアッと言う間に釣れなくなっちまうんじゃないかと心配したんだが、どうやら大丈夫のようだな」

 ――マルイカって、師匠が筒イカの“最高峰”って言っているケンサキイカの幼体、つまり子供ですよね。

 「その通りだ。イカの味は人によって色々なことを言うが、俺は筒イカの“最高峰”というよりも、イカの中で最もうまいと思っているがな」

 ――ケンサキイカって伊豆・新島周辺なんかでアカイカって呼ばれていますよね。

 「おお、そうだ。今釣れているマルイカが、徐々に?南下“していって夏から初秋になると巨大に育ってアカイカ、つまりケンサキイカになるってわけだ」

 ――ですよね。ということは、相模湾や東京湾で釣れるマルイカの状況が好調だってことは、今後のケンサキイカの釣れ具合も期待ができるってことですよね。

 「その通りだ。今シーズンは3月上旬からマルイカが釣れ出し、『ずいぶん早いな…』と思っていたんだが、ここにきて新しい群れが入り出した感じなので安心した」

 ――新しい群れですか。

 「ああ、いったんはサイズが大きくなり、小型でも20センチ前後になった時期があったんだが、ここにきて10~12、13センチの小型が結構交じるようになった。このクラスが釣れるってことは、群れが濃い証拠だからな」

 ――マルイカのアタリってお魚みたいですよね。ちゃんと合わせないと乗って来ないし、少し難しいですが、私、大好きなんですよ。

 「おお、マルイカ釣りは、ツノに引っ掛けるような感じでやっていたんじゃまず釣れないからな。あのかけ引きというか、感覚が面白いよな」

 ――私、去年、“マルイカ専用竿”を買ったんですが、まだ1回も使っていないんですよ~。

 「分かった。この間から城ケ島近くの三崎港の船宿でも乗合船を出し始めて、『久しぶりに遊びに来ませんか』って誘われていたんだ。しばらく行ってないし、ケンサキイカの時期にはまだ間があるから、行ってみるか」

 ――ええ、行きましょうよ。マルイカのお刺し身、絶品ですからね。

 「それじゃ、父君にも声を掛けておいてくれ。俺は、三崎港の船長に電話しておく」

 ――はい。分かりました。