2021.4.8 12:00

【竿々学々】東京湾口・沖の瀬のキンメダイが好調!20匹超えの釣果も上がる

【竿々学々】

東京湾口・沖の瀬のキンメダイが好調!20匹超えの釣果も上がる

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 ――師匠、東京湾口の沖の瀬でキンメダイが好調に釣れているそうですね。キンメダイといえば、伊豆諸島海域の“専売特許”だと思っていたのですが、違うんですね。

 「確かに関東地区のキンメダイといえば、新島周辺を中心にした伊豆諸島周辺が有名だが、実は千葉県・外房の片貝沖や東京湾口の洲崎沖、沖の瀬なんかもキンメダイが釣れることで知られている。その昔は、ここでアコウダイも釣れていたが、最近ではめっきり減っちまったがな」

 ――そういえば、片貝港からもキンメダイの乗合船が出ていましたね。確か半夜釣りでしたよね。

 「おお、その通りだ。伊豆方面に比べればサイズは小さいが、20~30匹は簡単に釣れるからな」

 ――沖の瀬で釣れているキンメダイのサイズはどうなんですか。

 「ああ、片貝沖と大体同じサイズだな。30センチ以下の小型はそんなに多くはないが、40センチを超えるサイズはそれほど交じらないからな。32、33センチが平均サイズってところだな」

 ――そうなると、やっぱり伊豆諸島方面のキンメは大きいですね。

 「確かにな。真偽のほどは分からないが、外房地区から東京湾口にかけて釣れるキンメダイが、伊豆諸島に沿って新島方面に移っていきサイズアップしていくという説もある」

 ――ということは、元は一緒ということですか。

 「その説が正しければそうなるな」

 ――沖の瀬周辺のキンメダイってどのくらいの水深で釣れているんですか。

 「新島周辺とほとんど変わらない。浅い所で250~300メートル、深い場所になると500メートルを超えるからな」

 ――それじゃ、タックルや仕掛けなんかは、新島周辺に出掛けるのと変わりませんね。

 「まあな。ただ、同じ外洋域でも新島周辺に比べれば多少は海が穏やかだし、沖の瀬の方が数は確実に釣れているな」

 ――今シーズンは、風が強い日が多いですよね。前に師匠に聞いた気がするんですが、沖の瀬、洲崎沖って“海が悪い”ことで有名な所でしたよね。

 「おお、よく覚えていたな。その通りだ。それでも一応三方が陸に囲まれているからな。外洋ど真ん中の新島周辺に比べればナンボかましってわけだ。それにこれからの時期は、風も穏やかになって来るからな」

 ――私、キンメダイの皮を炙ったお刺し身、それと煮付けが大好きなんですよ。久しぶりに深場の釣りに出掛けませんか。

 「う~ん、確かにキンメダイはうまい魚だが、どうも深海釣りは気が進まんな。父君も超深場の釣りは好きじゃなかったと思うが…」

 ――仰る通りです。全然話に乗って来ないんですよ。

 「お前、彼氏と行って魚だけ届けてくれよ」

 ――ええ~~。分かりましたよ。そのかわり船宿さんに電話しておいて下さいな。

 「おお、分かった。しっかり面倒見るように言っておく」

 ――お願いしましたよ。