2021.3.11 12:00

【竿々学々】茨城・鹿島沖で超ド級タチウオ絶好調!140センチオーバーの“ドラゴン”も

【竿々学々】

茨城・鹿島沖で超ド級タチウオ絶好調!140センチオーバーの“ドラゴン”も

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 ――師匠、師匠!

 「なんだ、やかましい。一体何事だ」

 ――ごめんなさい。ちょっと興奮しちゃっているんですよ。

 「だから、何なんだ!」

 ――父から聞いたんですが、茨城・鹿島沖で130センチを超える“ドラゴン”が釣れているそうじゃないですか。

 「鹿島沖のタチウオの話か」

 ――そうですよ。なにかそっけないですね。130センチオーバーってすごいじゃないですか。

 「130センチどころじゃない。この間は140センチ級が姿を見せた」

 ――えっ、140センチですか。関東地区にもそんな超ド級がいるんですか。

 「去年の秋に話しただろうが。東京湾で140センチ級が釣れたって」

 ――そうでした。思い出しました。関西のタチウオテンヤを使うと、大型が釣れる確率が高くなるってお聞きして、浦安の船宿さんから父と3人で行きましたよね。

 「そうだ。やっと思い出したか」

 ――失礼しました。ただ、あの時は120センチ止まりでしたよね。“指7本”、“指8本”、私の指なら10本クラスの“ドラゴン”は、釣れませんでした。

 「とにかく、ここ数年は、関東地区の大型タチウオが、めちゃくちゃ多くなっているのは確かだな。鹿島沖でも年明け早々に、トップ束釣り(100匹以上)なんてこともあってビックリさせられたんだが、シケの日が多くて船が出られず一頓挫していたんだが、ここにきてまた釣れ出した」

 ――私、130センチ以上のタチウオなんて見たこともないんですが、まさに“ドラゴン”なんでしょうね。

 「ああ、何よりも重量感がすごいな。小型のモノとは脂の乗りも違うし、食味も別物って感じだな」

 ――父に言われてきたんですけど、鹿島港には師匠のお友達の船長さんがいるはずだから、段取りしてもらってこいって。

 「おお、大船長はだいぶ前から舵を握らなくなっちまったが、子供たちが頑張っている」

 ――140センチを狙って行きましょうよ。

 「120、130センチ級になると3、4人の家族なら1匹あれば、刺し身から焼き物、煮付けと十分に楽しめるからな」

 ――私、タチウオの皮を炙ったお刺し身が大好きなんですよ。大きければ大きいほどおいしいと聞きましたが…。

 「ああ、さっきも言ったように大型になると、脂の乗りも違ってくるからな」

 ――ねえ、行きましょうよ。

 「ああ、分かった。父君に段取りしておきますと伝えておくれ」

 ――はい。分かりました。