2021.3.9 12:00

“ひとつテンヤマダイ戦線”にうれしい異変!好釣果続出 茨城・日立沖

“ひとつテンヤマダイ戦線”にうれしい異変!好釣果続出 茨城・日立沖

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  • ひとつテンヤマダイの標準仕掛け図

 【朝比奈伸幸の“真”釣法】繊細タックルで感じる春間近の手応え! 常磐の“ひとつテンヤマダイ戦線”にうれしい異変が起きている。茨城県日立市・久慈漁港『釣友丸』では、秋の数釣りシーズンのような0・5~1キロクラス中心の好釣果が続出しているのだ。そこで今回は近況をルポ。さらに若林正行船長と一緒に、ゲストも豪華な常磐ステージの攻略法をガイドする。

 ★潮況次第で大型も期待

 現在の釣り場は日立沖の水深40~50メートル。「深場の今は高めの潮温(取材日は表層14度台)を維持し、中小型の数が出ています」と船長。当日は大シケ後で、最大0・4キロ=写真〔1〕=を0~4尾だったが、定番ゲストのハナダイ=同〔2〕=が多数ヒット。沖メバル=同〔3〕=やホウボウ=同〔4〕、処理資格を持つ船長が身欠きにしてくれるフグなど、多彩な魚が竿を曲げた=同〔5〕。後日、1・2キロ=同〔6〕右=交じりで6~13尾と復調している。

 ★型狙いはテンヤ選択から

 タックルの概要は別図を参照。テンヤ、カブラはオモリ一体型を使うのが型狙いの第一のカギ。餌を大きなシルエットで見せることで、良型マダイへのアピール度を上げる。潮流が緩いときはユラユラと沈降するテンヤでいいが、潮流が速いときは沈降が速いカブラが有効。底ダチが把握できないと勝負にならない。8号オモリを基準に12号まで用意し、確実に着底が分かる重さを使おう。

 ★エビ餌の秘密

 冷凍エビ餌は赤いサルエビ、白いシバエビの2種が混在。船長は「元はサルエビ=同〔7〕上=でしたが、大振りのシバエビ=同下=が良型マダイのヒット率が高く、今は好んで使うファンもいます」と話す。根掛かりが少ない場所なので、孫バリは魚が最もアタックしてくる頭部に刺し、親バリは尾羽を取った先から刺して腹側3~4節目に抜き、エビが曲がらないように付ける。

 ★最初にバイトした魚を掛ける

 投入後は竿先を海面に向け、テンヤを沈降させる。海中に入る道糸の色を見て、船長がアナウンスする水深が近づいたら、一瞬、道糸の放出が止まって弛みが出る着底サインを見逃さないように注視。それまでに糸の放出が止まったら、フォール中のアタリの可能性がある。着底後はスローな誘い上げと軽くテンションをかけた落とし込みで、アタリへのアンテナを張りながら誘い操作を行う。基本は底層狙いだが、高めの魚探反応のアナウンスがあった時は上へ探りを入れてみよう。

 「新しい大きな餌へ最初にアタックしてきたら大物の可能性が高い。手応えあるアタリが来るまで1、2回アタリを送って合わせるのも型狙いのキモ。即合わせの繰り返しで細かく崩れた餌に食う魚は、ゲストも含め型が小振りになりがち」と船長。これは他地区の実釣でも体感しており、高活性な日には試してみてほしい。

ガイド

<船宿>サンスポ推薦=久慈漁港『釣友丸』電話0294・22・7436<交通>JR常磐線・大甕(おおみか)駅からタクシー利用。マイカーは常磐道・日立南太田ICから約10分<乗合料金>餌と氷付き1万1000円。1回乗船につき、5枚ためると1回乗船無料になるサービス券を配布。予約乗合で午前5時集合。貸し竿無料。毎月第3月曜日が定休。