2021.2.23 12:00

九十九里の海に大輪の花! ハナダイ、40尾も

九十九里の海に大輪の花! ハナダイ、40尾も

 九十九里の海に舞う大輪の花は今が見頃釣り頃! コマセシャクリ釣法で良型を狙う千葉県九十九里町・片貝『洋一丸』のハナダイが35センチ超の“九十九里サイズ”を交え、トップ40尾台も出て絶好調だ。今回は行木洋一船長と一緒に、コマセシャクリの醍醐味(だいごみ)を満喫するキモをガイド。脂が乗ったハナダイをバッチリ釣って食卓にも花を咲かせよう。

 ★最大38センチで2時間11尾

 当日は私のみで、片貝沖の水深26~27メートルで約2時間の試し釣りだったが、最大38センチ=写真〔1〕=ほか、30センチ超7尾を含む11尾と期待通りの釣果(22センチ以下は放流)=同〔2〕。「冬場は特に大型が揃う時期で、今季は活性も高く、釣況も安定しています。ハナダイは3月末まで狙い、その後はイサキ狙いになる」と船長。

 ★重要なプラビシ調整

 タックルの概要は別図を参照。コマセシャクリはシャクリ&リーリングを操り返し、プラビシに詰めたコマセのアミエビをまきつつ、船長の指示ダナ内を探っていく釣法。竿は軽め、リールも中小型の両軸で十分。プラビシはサニービシFLサイズまでの規定でオモリは60号。

 コマセ放出量の調整は重要。下窓は全閉、上窓だけ3分の1~4分の1開放で調整=同〔3〕。出し過ぎは厳禁で、8~9分詰めにしたコマセが手返しの際、少し残ってくるくらいが理想的だ。

 ★沖アミかウイリーか?

 仕掛けについて船長は「最初は沖アミの2、3本バリで始め、食いがいいならウイリー仕掛け、太めのハリスで手返しアップに転ずるのが得策」とアドバイス。当日の沖アミはマルキユー「船丸」を使用。ウイリー仕掛けでも下バリ1本は空バリに沖アミを付けたハイブリッド式が無難だ。沖アミも活性によって付け方を変える。通常は1尾掛けだが、食い渋り時は魚が最も食いつく頭部の発光体がハリに近づくように2~3節カット=同〔4〕右下。ウイリーはグリーン、ピンク、白、茶系が実績色だ=同〔5〕

 ★ヒット連チャンへのキモ

 指示ダナ下限までビシを沈めたら、仕掛けが潮になじむまで数秒待ち、シャクリ&誘いを始める。シャクリは仕掛けの枝間隔と同じ50~60センチ幅を約1秒でスッと上げる。1回シャクるたび静止の間を2秒ほど取り、魚が食いつくタイミングを与え、ストップ&ゴーでテンポよく上へとタナを探る。

 食いダナが決まってきたら、タナ下限までビシを沈めず、食いダナ付近を集中的に狙おう。アタリはシャクリ中のガツンが多く、この場合は合わせ不要。静止中のモゾモゾには合わせを入れよう。食わないときはシャクリの強弱や幅を少しずつ変えてみよう。

 ★痛快なファイト

 ヒットすれば大半が良型なので、瞬発力と重量感の痛快なファイトが楽しめる=同〔6〕。ハリスが細いのでドラグも調整し、慎重に大輪の花を手中にしよう。

ガイド

〈船宿〉サンスポ推薦=片貝『洋一丸』電話0475・76・5769〈交通〉JR外房線・大網駅から九十九里センター行きバスで終点下車。マイカーは東金有料道路・東金ICから国道126号経由で九十九里有料道路・真亀ICを出て左折〈料金〉餌、コマセ、氷付き1万1000円。予約乗合で5時集合(予約時に確認)。毎月第2、4金曜日が定休。