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餌タチウオ束釣りも!茨城・鹿島沖で短期決戦

餌タチウオ束釣りも!茨城・鹿島沖で短期決戦

  • 激シブの中、抜き上げられた大型のタチウオ。魚体はシルバーに輝く=茨城・鹿島沖
  • 釣れたっ!本命の登場に笑顔がはじける
  • 神出鬼没のタチウオ退治は短期決戦だ
  • 48センチのホウボウ
  • 当日の仕掛け

 今年も茨城・鹿島沖にタチウオの群れがやってきた。短期限定のボーナスステージの開幕だ。茨城県鹿嶋市・鹿島港『幸栄丸本家』では、餌・ルアーともに絶好調。一日中ほぼ入れ食いで、束釣りの日も出現していると聞く。良型が交じって身は脂乗り抜群。冬の絶品タチウオを目指して、鹿島港に急行した。

 予報通りの風がやや強めに吹いている。上原正隆船長は、安全航行で前日まで好調だった鹿島沖のポイントを目指した。「水深23メートル。18メートルまで誘ってみてください」のアナウンスで一斉にテンビン仕掛けが投入された。

 各自、思い思いのリズムで誘いをかける。しかしアタリが出ない。船長はすぐに見切りを付け、納得のいく反応を探索しながら移動を繰り返す。ガツガツと乱暴なアタリが来た。すぐに合わせを入れるとガクガクっと元気な引きをみせるが、暴れ方が本命ではなさそうだ。浮上したのは48センチのホウボウ。思わぬ良型ゲストだ。その後タチウオからは音信不通のまま時間が過ぎる。「幽霊」と呼ばれる神出鬼没のタチウオが本領発揮だ。

 船長は小移動を繰り返しながら、「15メートルでやって」「底付近も反応が出てきたよ」と指示ダナを細かくコール。そんな船長の釣らせたい心に、釣り人が応えた。左舷側からポツポツとアタリ、1メートル前後の本命が取り込まれ始めた。中には「ダブルだ」の声も。

 ここはチャンスタイム。誘いに力が入る。シュッとシャクり上げた竿がガシっと止められた。そのテンションを保ったまま合わせを入れる。ノった! じっくりと引きを味わいながら巻き上げる。ユラリと現れた魚体をエイっと引き抜く。90センチのうれしい1本だ。

 船上でバタバタと本命が上がる中、タチウオ初挑戦という竹内誠二さん(43、横浜市)が竿を曲げた。同型ながら「初タチウオとのご対面です。面白いですね」と笑顔を見せた。

 その後は風が強まりアタリも遠のいたところでタイムアップ。連日好釣果もこの日は小休止の模様。船中0~3本と激シブだったが、北に向かった別船は7~28本とうまく群れを捕まえたようだ。110センチの大型も上がったという。翌日はルアーだが、11~45本まで戻した。

 今年の尋常じゃない釣れっぷりはまだまだ期待大。食い気にスイッチが入ればバクバクの爆釣体験が待っている。(APC・森川共也)

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