寒波&緊急事態宣言の再発布で釣行自粛という太公望も多いのでは? そんな時こそ、オススメなのが和歌山・加太港の「三邦丸」(三尾浩司船長)だ。検温、手指の消毒、マスク着用と感染症対策も万全で、友ケ島が季節風をシャットアウト。波穏やかな加太の海で船釣りが楽しめる。12月2日、関西を中心に活動している歌手でタレント、神井花音がタイラバ釣りに初挑戦。一人前の釣りガールを目指し、マイクを釣り竿に持ちかえ、いざ、大海原へ!!
サンスポ読者のみなさん、初めまして。実は、今回の取材が船釣りデビューで、もちろんタイラバ釣りも初めて。ワクワクした気持ちと魚が釣れるかなぁ…という不安で胸がいっぱいです。
午前11時すぎ、加太港の三邦丸事務所に到着。陽だまりはポカポカで暖かく感じられます。身支度を整え、12時半出船の午後便で田倉崎沖へ向かいました。
ポイントまでの船中、右舷後方でシマノアドバイザーの佐々木洋三さんからオモリやハリの結び方、リールの使い方、誘い方などのレクチャーを受けます。
12時45分、実釣開始。絶対にマダイを釣ってみせようと、気合を入れてタイラバを投入。15分ほどで底取りは完璧にクリアすることができました。
その後、「同じ速さでリールのハンドルを回す」というアドバイスを受けたものの、なかなかうまくできません。自分なりに試行錯誤を繰り返し、そろそろ慣れてきたかなぁ、と思ったところでプッと汽笛が鳴りました。何だなんだ? 何が起きたんだ? と思っていると「仕掛けを上げてください」という合図だと判明。そこで初めて、船釣りは移動しながら釣ることを理解。急いでタイラバを回収します。
淡路島や遠くに明石海峡大橋が見えて感動していると、次のポイントに到着。魚探の画面には55メートルと出ています。