2021.1.14 12:00

【竿々学々】東京湾のLTアジ、依然として絶好調! サイズにバラつきあるが束釣りも!

【竿々学々】

東京湾のLTアジ、依然として絶好調! サイズにバラつきあるが束釣りも!

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 ――師匠、東京湾のLT(ライトタックル)アジが、依然として絶好調のようですね。

 「ああ、相変わらず横浜沖を中心にした水深20メートル前後の浅場で束釣り(100匹以上)が連発しているな」

 ――前にもお聞きしましたが、本当にどうなっちゃっているんでしょうね。真冬に水深20メートルラインにアジの大群が居座っているって変ですよね。

 「う~ん、確かにな。その昔、と言ってもつい最近まで真冬になればアジの群れは水深50メートル以上、場所によっては100メートル以上の深場に移動するのが当たり前だったからな」

 ――やはり、地球温暖化の影響なんですかね。

 「まあ、大きな意味ではそうなのかもしれんが、海の中で特別なことが起こっている気がするな。数年前から北海道北部の定置網に小型のマグロやシイラが入りだして話題になっていたが、昨年はマンボウが大量に入って地元の漁師をビックリさせたそうだ」

 ――えっ、マンボウって暖かい海にしかいないんじゃなかったでしたっけ?

 「そうだ。だから北海道の漁師がビックリするんだろう」

 ――ですよね。う~ん、何か私なんかには想像もつかないことが地球規模で起こっているようですね。

 「確かにな。5年後、10年後にはどうなっているのか俺にも想像がつかないよ」

 ――とりあえず、アジ釣りの話に戻しませんか。

 「おお。年末近くになってから小型のサイズが多くなり、沖から大きな群れが入って来たようだな。そのためか半日船でも50~60匹を釣る人が珍しくないからな」

 ――小型が多くなったって、どのくらいのサイズなんですか?

 「小型と言っても17、18センチから20センチ前後だから、いわゆる“小アジ”じゃない。それに25センチを超えるような良型も相当数交じってくるから数、型共に楽しめる」

 ――東京湾の浅場のアジは、とにかくおいしいですものね。

 「ああ。脂が乗っているし、特に今の時期はおいしいからな」

 ――ですよね。いつだったかあのアジで干物を作ったじゃないですか。絶品だったんですよね。たくさん釣れているようだし、また、あの干物を作りたいと思っているんですが…。

 「おお、この時期ならいい干物が作れるよな。船の上で“沖干し”も作ってくるか」

 ――ええ、行きましょう。父も行きたがっているんですよ。

 「分かった。父君の都合を聞いておいてくれ」

 ――はい。分かりました。