2021.1.12 12:00

アジよし、味よし!いざ走水へ 半日でトップ40尾超も

アジよし、味よし!いざ走水へ 半日でトップ40尾超も

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  • ビシアジ標準仕掛け図

 【朝比奈伸幸の“真”釣法】幅広ボディーがキラリと輝く超ブランド物アジをお手軽にゲット! 初釣りを手堅くキメたい方、冬の早起きが苦手な方には、午前午後の半日制で出ている神奈川県横須賀市・走水『海福丸』のアジがイチオシだ。短時間ながら、いい潮にハマれば、ビギナーもお土産に十分な釣果が期待できる。今回は梅沢直樹船長と一緒に脂乗り抜群の美形アジを釣るキモをガイドする。

 ★冬が一番ウマい時期

 釣り場は走水沖の水深50~60メートル。航程10分ほどなので半日船でも実釣時間は十分だ。

 取材した4日は午前船は数こそ伸びなったが、35センチ超の名物の大アジ=写真〔1〕=もヒットして20~38センチを1~13尾。午後船は25~30センチ級を主体にファミリーも楽しめる好況に=同〔2〕。ベテラン勢はダブル、トリプル=同〔3〕=で数を伸ばし20~34センチを10~42尾。「冬が一番釣りにくい時期ですが、最も脂が乗っておいしい時期。魚の食いもサイズも潮次第で運もありますが、釣れれば極上の味が待っていますよ」と船長。

 ★重量級タックルの意味

 タックルの概要は別図を参照。走水の名の通り、速い潮が流れる海域を狙うため、ヘビー級の装備になる。130号の横目ビシは網目がイワシミンチに合わないと適切なコマセ放出ができないので、初めてなら船宿のレンタル品利用が無難。竿は7対3調子のビシアジ用がコマセワークしやすい。

 「道糸はPE4~5号がお勧め。細い道糸は速い潮の中で複数のビシが絡んでオマツリしたときに切れます。ハリスは2~3号ですが、2号から始め、大アジ頻出や入れ食いなら3号に。釣れるときにトラブルなく釣ることが大切なのでビギナーなら2本バリが得策です」。常備餌の赤タンはハリに1粒付ける=同〔4〕。持参になるが青イソメも有効=同〔5〕。

 ★タナ合わせがキモ

 狙うのは底から2~3メートル上で近況では3メートル上が多い。アジ釣りはタナが命で、最初の底ダチ取りは必須。投入したらサミングし、道糸が止まるビシの着底サインを見逃さない。潮が速く道糸が斜めになる場合は数回ビシを持ち上げては底に着け直し、垂直に近い状態にしてからコマセワークに移行する。

 指示ダナが底から3メートル上の場合、底から1メートル上と2メートル上の2カ所でコマセを出した後、指示ダナまで巻き上げてアタリを待つのが基本パターン。タナ合わせ後1分以内にガクガクとアタリが出ることが多い。潮の流れが緩い場合は、指示ダナの1・5~2メートル下から50センチ刻みのシャクリ&ストップの繰り返しでタナに合わせてもよく、高活性ならコマセワーク中のヒットもある。

 幅広な大アジは引きも強く、マダイ=同〔6〕=やクロダイのゲストも珍しくないので巻き上げは中速、ドラグも緩めで対処。入れ食い時は抜き上げてもいいが、それ以外は手堅く玉網取りして美味アジを手中にしよう=同〔7〕。

ガイド

<船宿>サンスポ推薦=走水『海福丸』電話046・841・4227<交通>京浜急行・馬堀海岸駅から観音寺行きバスで「走水上町」下車。マイカーは横浜横須賀道路・馬堀海岸ICから観音崎方面へ約5分<乗合料金>午前午後船ともコマセ、赤タン餌、氷1個付き6000円(女性と高校生以下5000円)。午前と午後の通しは9000円(同8000円)。電動リール貸し竿1組1000円。レンタルビシは1個2000円(返却時に返金)。常備仕掛け2本バリ2組入り150円。午前7時30分と午後1時出船。毎週火曜日が定休。