2020.12.10 12:00

【竿々学々】東京湾のカワハギ、いよいよ“本番”!キモも膨らみ食味も抜群

【竿々学々】

東京湾のカワハギ、いよいよ“本番”!キモも膨らみ食味も抜群

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 ――師匠、あっという間に師走になってしまいましたね。今年はコロナに振り回されているうちにどんどん月日が経ってしまった感じですね。

 「全くだな。気が付けば今年も3週間余りで終わっちまうぞ」

 ――ですよね。ところで師走といえば、やっぱりカワハギでしょう。

 「師走といえばカワハギ?まあ、最近じゃ久比里(神奈川県)の船なんかは、一年中乗合船を出しているから、以前ほどの季節感はないけどな」

 ――確かに周年乗合船を出している船宿さんが結構増えましたよね。でもやっぱりカワハギといえば冬でしょう。

 「まあな。この時期になれば群れも固まるし、キモも膨らんで食味も断然よくなるからな」

 ――今シーズンの状況はどうなんですか。

 「秋のうちは、結構釣果にムラが目立っていたが、11月の末頃からはだいぶ安定してきたな」

 ――釣り場はどのあたりが良いんですか。

 「相模湾では、長井沖や佐島沖で数が釣れ出している。東京湾では千葉県側の竹岡沖や勝山沖、保田沖なんかが良いようだな」

 ――サイズもよくなってきたって聞きましたが。

 「ああ、ここにきて25センチを超えるような良型が増えてきたな。それに数は出ないが、30センチ前後の大型も姿を見せるようになった」

 ――“尺ハギ”ですか。私、まだ1匹も釣ったことありません。

 「俺だって50年以上やっているが、“尺物”なんか数えるほどしか釣っちゃいない」

 ――以前聞いたような気がするんですが、師匠は、仕掛けに“集器”の類は付けないんですよね。

 「ああ、“目玉オモリ”は使うが、“集器”の類は一切付けない」

 ――“目玉オモリ”は、効果あるんですか。

 「以前、TVで見た水中映像で、カワハギが“目玉オモリ”を追いかけていくのを何度も見ちまったからな」

 ――その話、父からも聞いた気がします。

 「久しぶりにカワハギ釣りに行くか。しばらく食っていないからな」

 ――行きましょうよ。私、カワハギのお刺し身をキモ醤油で食べるのが大好きなんですよ。

 「数はいいから型のいいのを5、6匹釣りたいな」

 ――ええ。サイズのいいカワハギなら、2、3匹あれば十分にお刺し身が食べられますね。

 「よし、行こう。父君も誘ってみてくれ」

 ――はい。分かりました。