2020.12.9 12:01

お正月用にタコタコあがれ~ 今がチャンス! 東京湾・川崎沖~横浜沖

お正月用にタコタコあがれ~ 今がチャンス! 東京湾・川崎沖~横浜沖

  • 開始早々、川目記者が釣った600グラムのマダコ。おいしいサイズにニンマリだ=東京湾・川崎沖
  • 出船前の千田船長の釣り方レクチャーは、餌のカニの付け方から。初心者でも安心だ
  • マダコがノったら、船長や中乗りさんに声を掛け、玉網ですくってもらおう
  • 吉野屋流マダコのアヒージョ
  • 当日の仕掛け

 東京湾の“赤い宝石”マダコが、例年に比べ安定モードだ。お正月用の縁起物を手にしたいなら今がチャンスと、アクセス抜群な千葉県浦安市・浦安『吉野屋』へレッツゴー。今回はクリスマスやお正月をステイホームで楽しむための、簡単おつまみ料理を船長がご紹介。子供から大人まで喜ぶ江戸前のブランドダコを、テンヤと餌木で踊らせよう!!

 ピンクや黄色、色鮮やかな餌木釣りもいいが、カニ餌を付けた伝統釣法のテンヤ釣りも捨てがたい。船内の割合は餌木が6割で、両方用意した二刀流の釣り人も。マダコの“ムニュ~”っとノる感覚がダイレクトに味わえるテンヤ派の私は、迷わずこちらをチョイス。川崎沖の水深3メートルに渋糸でコヅきます。

 下はゴツゴツした岩場。「根掛かりに気を付けて、下に着いたら少し上げてください」と千田貴之船長のアナウンス。ん?! 首をかしげるような鈍い重みが手元に伝わった。冬は潮温が低く活性が低いので完全にノるまでは、5~10秒コヅき続けて待つのが鉄則。合わせる前の緊張感…シュッ!! 鋭く手を振り切り夢中で手繰る。開始早々、600グラム級の軟らかくおいしいサイズが海面でタコ踊りだ!!

 横浜沖へ移動すると、ちょっと深く水深が15メートルに。餌木釣りの作本稔晴さん(66、墨田区)がピンクとグリーンの餌木を付けて連発し、6尾目をゲット。迷いに迷い、餌木にシフトチェンジする私。作本さんと同じ色の餌木に誘い方も細かくアクティブにするも…遅すぎました。私が餌木に変えた瞬間、テンヤ勢に連発です。 

 今度は即決。テンヤに出戻りです。変えて間もなく、ムニュ。これはデカそうな重み。2回手繰ったところで生体反応が消える。ちょっと合わせが弱かったかな~と後悔も、すぐさまヒット。今度こそはと鋭く合わせ。海面まで見えた本命は400グラム級。「あーーーっ」。最後の最後、外れてスルスル~っと海底へ戻っていくのでした。

 終盤にラッシュもあり、全体では0・3~1・6キロを0~9尾。終始餌木釣りで攻めた作本さんが竿頭で、スタートダッシュが良かった私はバラシの連発で1尾。初心者でも船長のレクチャー通り根気よく集中すれば、縁起物にあやかれそう。お正月前にひと足早い“タコあげ”は、東京湾で十分に楽しめそうだ!!(川目梢)

 ★船長の見通し

 「昨年釣れ過ぎたせいで、物足りないかもしれないですが、例年より好調に釣れていますよ。夏場はガブッと食いついてきますが、冬場は潮温が低く活性も低い。前足で触りながら徐々にノッてくるので5~10秒待つこと。餌が付いている場所からハリまで少し距離があるので、食い込ませるために思いっきり合わせてくださいね」

 ★吉野屋流マダコのアヒージョ

 〔1〕マダコのぶつ切り足4本分、マッシュルーム4個は半分に、ブロッコリーは1口サイズに切る。

 〔2〕オリーブオイル100ccにニンニクスライス、鷹の爪を入れ中火で香りが立つまで熱する。

 〔3〕塩こしょうと〔1〕の食材を入れ、火が通ったらできあがり。

 クリスマスパーティーやお正月に、ほぼ煮込むだけの簡単料理でオシャレで華やかに演出だ。お刺し身にした残りで作ってもOK。塩の代わりにアンチョビを入れるとコクが出て高級感も。たこ焼き器で作ればファミリーで楽しめそうだ。

ガイド

〈船宿〉サンスポ推薦=浦安『吉野屋』電話047・351・2544〈交通〉東京メトロ東西線・浦安駅から徒歩で約7分。マイカーは都心から葛西橋通りの浦安橋を渡って1つ目の信号を右折。首都高速なら湾岸線・浦安ICから約15分〈乗合料金〉餌付き9800円。女性8800円、中学生以下5000円。7時出船。毎週火曜日が定休。