2020.10.29 12:00

【竿々学々】早くもタナゴのシーズンスタート!気温、水温低下で群れが固まりだす

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早くもタナゴのシーズンスタート!気温、水温低下で群れが固まりだす

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 ――師匠、タナゴのシーズンって冬でしたよね。以前教えていただいた“タナ研(東京タナゴ釣り研究会)”の例会も11月にならないとスタートしないって聞いたと思うんですが…。

 「おお、よく覚えていたな。その通りだ。しかし、実はタナゴは場所にもよるが、ほぼ一年中釣れる魚なんだ。ただ、晩秋から冬になると気温、水温が下がって群れが固まるので、より数釣りができるようになるってことなんだよ」

 ――へ~、そうだったんですね。最近、釣具屋さんに行っても一年中タナゴの道具が売っているんでいつか師匠に聞いてみようと思っていたんですよ。タナゴ釣りといえば、やはり“1円玉”狙いですよね。

 「ああ、確かに20ミリ(1円玉の直系)以下のタナゴを釣ることは、一つの目標だが、タナゴは観賞魚としてもきれいな魚だからな。婚姻色に染まったオスの“オカメ(タイリクバラタナゴ)”なんかビックリするくらい美しいからな」

 ――大き目のタナゴならば、キチンとした道具さえ使えば、私なんかにも釣れますよね。

 「ああ。とにかく、ハリだハリ!ハリさえちゃんとしたモノを使えば、タナゴは、ビギナーや子供にも十分楽しめる釣り物だ」

 ――師匠、ハリをお願いしますよ。

 「俺もハリを研げる技術も道具もないので、友人に頼んで研いでもらっている。もうじき届くはずだから、お前にも分けてやるよ」

 ――最近は、釣具屋さんにも十分“使える”ハリが売っているそうですね。

 「おお、値段も手頃で十分使い物になるハリは確かに増えている。“1円玉”を狙うなら話は別だが、普通にタナゴ釣りを楽しむだけなら十分だと思うがな」

 ――あっ、それと父に聞いたんですが、玉虫が激減しているそうですね。

 「そうなんだ。俺も去年聞いて驚いたんだが、淡水区専門の釣具店に行っても品切れ状態のことが度々あって、値段も高くなっている。今年はまだ聞いていないが、品薄状態は続いているんじゃないか」

 ――師匠は、玉虫が手に入らない時には、何を使っているんですか?

 「最近じゃ『マルキユー』の“タナゴグルテン”専門だ。玉虫に比べて劣るのは、餌持ちの点だけだな」

 ――師匠、ハリが届いたらさっそく行きましょうよ。去年教えてもらった釣り場、今年も釣れますかね。

 「実は、もう先週、釣友が出掛けてそこそこの釣果だったと報告を受けている。期待できそうだな」

 ――楽しみにしています。