2020.10.14 12:01(1/2ページ)

キハダ大型化!50キロオーバー“オダモン”狙え 相模湾にロマンを求めて

キハダ大型化!50キロオーバー“オダモン”狙え 相模湾にロマンを求めて

これぞ、オダモン! 取材前の10月6日に『坂口丸』で大井司さん(川崎市)が仕留めた50キロのキハダ

これぞ、オダモン! 取材前の10月6日に『坂口丸』で大井司さん(川崎市)が仕留めた50キロのキハダ【拡大】

 10月に入り、大型化したキハダが姿を見せ始めた。マグロフリークの間で「小田原沖モンスター(オダモン)」と呼ばれる50キロオーバーのキハダが連日どこかの船宿で上がっている。沖釣りのロマンを求めて足を運ぶ常連も少なくはない。となれば何とか1本見てみたいオダモン。台風接近直前に、神奈川県小田原市・小田原早川『坂口丸』へ向かった。

 台風が接近中だが北風ということで出船が可能となった。青物は比較的低気圧が迫ってくると爆食いすると聞く。キハダに当てはまるのか? 船に乗り込むと同志が6人いた。その一人、奥平祥了さん(61、相模原市)は「4日前に51・6キロを上げました。さらなる大物を狙ってきました」と気合十分だ。

 船は真鶴方面へ。久保田忍船長から開始の合図が出た。「40メートルでやって!」。慌ててビシを放り込んだ。40メートル+ハリス分落とし込んで指示ダナまでコマセを撒き、ロッドキーパーにセット。うまく群れが船の下へ来るのを待つがアタリなし。回収の合図で移動。数回移動を繰り返した後、船は港方面へUターンした。

 どうやら僚船が当てたようだ。進路方向に見えた船は黄色の回転灯を光らせている。キハダとバトル中のサインだ。期待が膨らむ。「45メートルでやってみて」。タナに合わせて待ち構える。臨戦態勢で集中だ。「反応が出入りしているからドンドンやり直してよ」とゲキが飛ぶ。タナが変わると逐一指示が出る。「反応が上がってこないね。60メートルまで下げて」。この流しは反応が良かったようだが、ノーヒット。そう簡単に釣れたらありがたみがないとやせ我慢だ。

 後半、また僚船情報で大磯沖へ駆け付けた。何隻かの船が先着。やり取りが始まっていた。今度こそ! 「45メートルでやって」。50メートルからコマセを振って待つ。キハダは下に潜ったり浮いたり、必死になっている釣り人をあざ笑うかのように遊泳層を変えているようだ。何度も追走し投入するも空振りが続く。周りも同じ状況のようだ。ついに誰の竿を絞り込むことなくノーヒットノーランの完全試合となり沖上がりとなってしまった。

 こんなときがあるからこそ「いつか釣ってやる!」とアングラー魂に火がつき、チャレンジに意欲が沸くのだろう。この3日後、51キロが登場。まだまだこれからもチャンスはある。“オダモンゲット”してみてはいかがでしょうか。(APC・小菅義弘)

【続きを読む】

  • モンスターを狙ってコマセを振った
  • 指示ダナでアタリを待つ釣り人
  • 当日の仕掛け