2020.10.13 12:00(1/2ページ)

アカメフグがスタート、本格シーズンへ 短時間で良型主体に11尾 東京湾・横浜沖

アカメフグがスタート、本格シーズンへ 短時間で良型主体に11尾 東京湾・横浜沖

38センチのアカメフグ。釣り応えも、食べ応えも十分だ=東京湾・横浜沖

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 今年も千葉県浦安市・浦安『吉野屋』でアカメフグ釣りの乗合船が始まった。例年より少し早いスタートだが、これから冬に向かって本格シーズンを迎える。釣りを楽しんだ後のご褒美、その身は食感も良く豊かなうま味が舌の肥えた釣り人をもうならせる。東京湾で旬の味覚を先取りだ。

 出船前に田島大策船長からレクチャーがある。分からないことがあればこの場で聞いてしまうのが好釣果への近道だ。餌の付け方から誘い、合わせまで丁寧に教えてもらい、いざ実釣だ。

 秋雨前線の影響で降り続く雨の中、横浜沖の水深15メートルでスタート。まずは着底。50センチほど持ち上げてゆっくり落としていく。再び着底、3秒ほど待つ。また持ち上げるの繰り返し。落とし込みの最中にクンクンと明確なアタリ。思わずビックリ合わせ。ギシッと竿が止められた。何はともあれハリ掛かり成功だ。グングンの引きを味わいつつも一気に巻き上げる。船長が玉網取りしてくれたのは33センチのアカメフグ。開始5分で良型とのご対面にまたビックリだ。

 隣の釣り人が竿を曲げた。なんと38センチ。数センチ違いでも格段の迫力ボディーだ。いきなりの良型連発にテンションが上がるが、相手は高級魚。そう簡単に釣れてくれるはずもない。僅かなアタリだけでハリ掛かりせずに上手に餌をかすめ取っていく。この駆け引きを楽しみつつ、一進一退の攻防で3尾を抜き上げた。どれも30センチ前後で重量感タップリだ。

 やや前方に仕掛けを投げ入れる。着底後すぐにキュンッとアタリ。ブルブルと抵抗を見せる。ひょいと抜き上げると、カットウバリの上に1本だけ付けた食わせバリに掛かっている。何だか得した気分。隣ではうれしい外道のマダコの登場だ。

 ここから本命が俄然やる気を見せ始めた。頻繁にアタリが出る。怪しいアタリに積極的に合わせていく。ガシッと止められる竿が心地良い。連チャンだ。あっという間に良型ばかりでツ抜け達成。さらに1尾追釣したところで、強まる雨に無念の早上がりとなった。

 実質3時間半ほどの釣りでこの釣果は満足度120パーセント。良型の豊満ボディーに見とれていると、「それでも今年はまだスリムなほうですよ」と船長。これがもっとグラマラスになったら楽しみはさらに倍増。もちろんフグの話だ。(APC・森川共也)

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