2020.10.8 12:00

【竿々学々】東京湾口付近でワラサ釣れ出す!脂が乗って食味も抜群

【竿々学々】

東京湾口付近でワラサ釣れ出す!脂が乗って食味も抜群

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 ――師匠、東京湾口で秋のお楽しみ、ワラサが釣れ出したようですね。

 「ああ、今シーズンは、なかなか釣れ出さなかったんで心配していたんだが、ここに来て数も伸び出してホッとしている。しかし、これはあくまでも俺の勘なんだが、あまり長続きはしない気がしている」

 ――えっ、そうなんですか。

 「相模湾のキハダマグロ&本ガツオも懸念していた通り、長続きしなかっただろう。気温もそうだが、海水温の変化も何か例年と違う気がしている。俺の勘が外れて長続きしてくれればいいんだがな」

 ――師匠の勘はよく当たりますからね。ということは、ワラサも早めに釣りに行った方がいいかもしれませんね。

 「ああ、今なら間違いなく釣れそうだからな。ただし、例年に比べると全般に小型が多いようだな」

 ――ええ、父もそう言っていました。『去年なんかはブリ級(6キロオーバー)も結構交じっていたんだが、今シーズンは“イナダの親分” ぐらいのサイズが多い』って。

 「そうなんだ。いわゆる“イナワラ”って呼ばれる2~3キロ級からイナダ級(2キロ未満)が多いな。特に相模湾では東京湾口よりもさらに小型が多く、ほとんどがイナダ級の群れが多いようだな」

 ――イナダ級っていうと、脂が乗っていないというイメージがあるんですが、どうなんですか。

 「サイズは小型でも脂は乗っているようだ。今シーズンは、本ガツオも1~2キロ級の小型が多かったが、脂はバッチリ乗っていて食味は抜群だったようだからな。食味は心配しなくていいと思うぞ」

 ――イワシを追っている群れも多いと聞きましたが、それってルアーでも釣れるってことですよね。

 「おお、その通りだ。小型のジグやシンキングのミノーで釣っている連中も多いようだぞ」

 ――彼を誘って行ってこようかな。ワラサ級なら1、2匹あれば十分に食べられるので数はいりませんものね。

 「ああ、3キロ以上なら1匹あれば、刺し身もしゃぶしゃぶもブリ大根も全部楽しめるぜ」

 ――分かりました。今週末あたり彼を誘って行ってきます。

 「おお、行ってこい。2キロオーバーの奴を1匹でいいから持って来てくれ。しゃぶしゃぶと“漬け”を食いたいんだ」

 ――分かりました。しっかり釣って、2キロとは言わず3キロ級をお裾分けしますよ。

 「おお、アテにしているぞ」

 ――はい。任せて下さい。