2020.9.24 12:00

【竿々学々】今シーズンは、ウナギ釣りが絶好調!50センチオーバーの大型も

【竿々学々】

今シーズンは、ウナギ釣りが絶好調!50センチオーバーの大型も

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竿々学々

 ――師匠、今シーズンはウナギがやたらと釣れているって聞いたんですが、本当ですか。

 「おお、本当だ。一時はシラスウナギの激減なんかもあって絶滅危惧種になった(2013年に指定)ニホンウナギだが、急激に魚影が回復している感じだな。特に今シーズンは、あちらこちらで好調に釣れている」

 ――ウナギ釣りのシーズンって夏じゃなかったでしたっけ。

 「そう思っている人が圧倒的に多いようだが、実はウナギ釣りのベストシーズンは秋だ。ウナギは越冬するために秋に荒食いをするから、秋が最も釣りやすく脂も乗っていて味も抜群、つまりこれからの時期が盛期ってわけだ」

 ――もうずいぶん前だったと思いますが、利根川下流にウナギを釣らせてくれる船宿さんがあるってお話を師匠から聞いた記憶があるんですが…。

 「おお、よく覚えていたな。確かにあったんだが、親父さんが亡くなってしまい利根川下流でウナギ釣りをさせてくれる船宿は1軒も無くなってしまった。残念な話だが仕方ないよな」

 ――それじゃ、今釣れているウナギというのは、全部“オカッパリ”での話なんですね。

 「そういうこっちゃ。東京湾への流入河川で西から鶴見川、多摩川、荒川、旧江戸川などが主な釣り場になるが、今シーズンは墨田川でも相当釣れているようだな」

 ――えっ、隅田川でウナギが釣れるんですか。

 「もちろんだ。隅田川も東京湾への流入河川だし、海からウナギが上がっていく河川の一つだ」

 ――へえ~、隅田川でウナギが釣れるんですか。

 「何を感心しているんだ。もうずいぶん前から毎年釣れているが、今シーズンは特に好調で一晩で10匹以上釣るベテランもいるらしいぞ」

 ――“オカッパリ”のウナギってどうやって釣るんですか。それと餌は何を使うんですか。

 「おお、基本はぶっ込み釣りだ。10~15号ぐらいの引き通しオモリを使い、ナイロン4、5号のハリスを30~40センチ結んでウナギバリを使った1本バリ仕掛けでいい。餌は青イソメやジャリメでもいいんだが、一番安定しているのはドバミミズだな」

 ――ドバミミズってあの極太のミミズですよね。釣具屋さんで売っているんですか。

 「う~ん、扱っているところもあるらしいが、あまり一般的じゃないからな。ベテランたちは自分で調達してくるようだな」

 ――自分で調達って…私には無理ですよ。

 「何だ。行く気満々だな。よし、それじゃ餌は俺が何とかしてやる。基本は半夜釣り(日没頃から数時間)だから、俺の都合が付いたら連れて行ってやるよ」

 ――本当ですか。楽しみにしています。

 「ああ。父君も誘ってみたらいいんじゃね~か」

 ――はい。分かりました。