2020.9.3 12:00

【竿々学々】東京湾のLTアジ釣果、高位安定!

【竿々学々】

東京湾のLTアジ釣果、高位安定!

特集:
竿々学々

 ――師匠、東京湾のLTアジが相変わらず好調のようですね。最近は良型が多くなっていると聞いたんですが、本当ですか。

 「おお、最近は25センチオーバーの“金アジ”も相当交じってくるようだ。ただ、釣り場が広範囲なのは相変わらずなんだが、場所や潮具合なんかで釣果にムラが目立ってきたな」

 ――そういえば、船によって成績にずいぶんと差がありますよね。

 「ああ、一時はどの船もトップ50~60匹は当たり前で、束釣り(100匹以上)もたびたび記録されていたことを思えば、ちょっと陰りは見えるが、それでもちょっと“いい群れ”に当たれば、ビギナーが20、30匹釣ることも珍しくはないからな」

 ――小アジは少ないそうですから、30、40匹も釣れれば十分じゃないですか。とにかく、東京湾の浅場で釣れる“金アジ”はめちゃくちゃおいしいじゃないですか。猛暑もほんの少しずつですが収まってきた感じなので、LTアジに行きましょうよ。

 「そう言えば、今年は1回もLTアジ行っていなかったな」

 ――でしょう。父がしっかり釣ってきて絶品のアジの干物を作りましょう-と師匠に伝えてくれって言っていました。

 「アジの干物か。刺し身やタタキも確かにうまいが、“金アジ”で作った干物は、本当に絶品だからな。なんだか急にあの干物が食いたくなったな。ぜひご一緒しましょう-と伝えておくれ」

 ――分かりました。ところで、この間、東京湾の船長さんに聞いたんですが、アジのタナが結構高いそうですね。

 「おお、その通りだ。通常アジのタナは、底スレスレから2~3メートルと相場が決まっているんだが、最近じゃ底から7~8メートルのタナまで上がって来るそうだ。特にサイズのいいアジほど高いタナで釣れるらしいな」

 ――へえ~、やっぱりそうなんですか。

 「ただし、全部が全部高いタナで釣れるわけじゃないようだから、思い込みは禁物だぞ」

 ――はい。“タナボケ”にならないように気をつけろ-って事ですよね。

 「そういうこっちゃ。周りの状況や船長の指示ダナをしっかり把握して釣れば、間違いないからな」

 ――自分には全然アタリがないのに、お隣は入れ食いなんてこともよくありますよね。

 「ああ、コマセを使った釣りではアジに限らず、正確なタナの把握が何よりの決め手だからな」

 ――はい。分かりました。

 「それじゃ、父君に都合のいい日を聞いておいてくれ」

 ――分かりました。