2020.8.27 12:00

【竿々学々】東京湾のシロギスが絶好調 胴突き1本バリ仕掛けも有効!

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東京湾のシロギスが絶好調 胴突き1本バリ仕掛けも有効!

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 ――師匠、暦の上ではもう秋だそうですが、この暑さはめちゃくちゃですね。師匠の言う通り、日本はもはや温帯地方ではなく、亜熱帯か熱帯地区になっちゃったんじゃないですか。

 「この間、気象予報士の友人に聞いたんだが、8月中旬までの東京の平均気温を調べると例年比3度以上高いそうだ。平均で3度以上というのは尋常ではないよな。ところで今日は何だ。猛暑の愚痴を言いに来たんじゃあるまい」

 ――もちろん、釣りの話に決まっているじゃないですか。父が師匠をシロギス釣りに誘ってこいって言うんですよ。

 「おお、春に行ったときも面白かったよな。今シーズンは、水深3メートル、4メートルという超浅場では、あまり釣れていないようだが、ここに来て水深10メートルラインでいい釣果が出ているようだな」

 ――ええ、父が懇意にしている船長さんに聞いたら、全般にサイズがよくて、いわゆるピンギス(12、13センチの小型)は、ほとんど交じらないそうですね。

 「おお、その話は俺も聞いた。いつもの年なら、ピンギスがガンガン釣れるようなポイントでも20センチオーバーの良型が多いそうだ」

 ――ピンギスが少ないのは少し心配だって父は言っていましたが、最近の釣果を見る限りは、いい釣りができそうなので、師匠と1本竿勝負をしたいそうですよ。

 「父君の言う通り、小型が少ないというのは少々心配のタネなんだが、シロギスに限らず、最近の魚の状況は、俺なんかの経験値では判断できない事が多過ぎるから、何とも言えんな」

 ――どうします。気象庁の予報では、来週あたりからは少~し涼しくなりそうですが、行きますか。

 「もちろん、受けて立ちますよ。ここんところ胴突き仕掛けに凝っているんで、今回も胴突き1本バリでお相手します-とお伝えしてくれ」

 ――胴突き仕掛けはいいですよね。キャストしても仕掛けが絡むことはほとんどないですものね。

 「ああ、確かに。ただし、食いの渋い時期には、やっぱり天ビン仕掛けの方が食いはいいように思う」

 ――父も同じ事を言っていましたね。

 「最近、俺はハリスを長めにした胴突き1本バリ仕掛けを自作しているんだが、それがなかなか調子いいぞ。お前にも作っていってやるから試してみろ」

 ――はい。ありがとうございます。

 「それじゃ、父君の都合を聞いておいてくれ」

 ――はい。分かりました。