2020.6.30 12:00

生きエビのひとつテンヤ釣りで良型ヒット!大ダイ2桁狙える

生きエビのひとつテンヤ釣りで良型ヒット!大ダイ2桁狙える

写真〔1〕

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 【朝比奈伸幸の“真”釣法】千差万別のアタリを見極めて常磐のタイ軍団と遊ぼう! 今や全国レベルで不動の地位を得た“ひとつテンヤ釣法”のマダイ釣り。茨城県鹿嶋市・鹿島港『幸栄丸本家』では現在、生きエビを餌にして、大ダイのヒットや、トップ2桁の日も出るなど活況だ。今回は若船長の小野慧さんと一緒に、良型のハナダイもうれしい最新の常磐ステージ攻略法をガイドする。

 ★感じた常磐の魅力

 取材日は午前船で鹿島沖の水深28メートル前後を狙い、ウネリと速潮の中、良型ハナダイ=写真〔1〕=を交え、マダイも1キロ前後がヒット=同〔2〕。後半悪天候で早上がりしたが、マダイは0・8~1・3キロを0~2尾、ハナダイは18~39センチを2~8尾。ホウボウやイナダ、フグも出て、常磐の魅力を感じた。

 「ナギなら大型が出る深場も狙え、出船予定の7月末まで期待十分」と船長が話す通り、24日に4・5キロが登場。26日は良型を多数含め1~13尾と数が出た。

 ★専用竿と高性能リールで

 タックルの概要は別図を参照。専用竿はMHクラスが良い。終日の手持ちに加え、繊細なラインで重量、瞬発力あるマダイとファイトするにはリールも軽量でドラグ性能に優れた機種が有利。リーダーの結節も確実に行う。

 ★テンヤと餌付け

 スロー沈降でアピールするのがテンヤ、スピード沈降で速潮に有利なのがカブラで5~10号まで用意。船長は「確実に着底を感知できる重さを使ってほしい」と、8~10号から始めることを勧めている。従来型=同〔3〕上=に対し、近年はフッキングの良さから遊動式のテンヤも人気で、遊動糸を通す穴を変えることでテンヤとカブラの機能を出せる製品もある=同〔3〕中。比重があるタングステンのシンカー=同〔3〕下=があれば、シルエットが小さく速潮に有利だ。

 遊動式の段差バリは短い方が親バリ、長い方が孫バリとなる。親バリは尾羽から刺して2節目の腹側に抜き、孫バリは最初にアタックされる確率が高い頭部へ刺す=同〔4〕。船長は「尾羽はカットしなくても大丈夫。孫バリも頭に浅く刺せば即死しないので問題ないですよ」と解説した。

 ★アタリ見極め痛快ファイト

 速潮や風波のときは糸の放出が止まる着底サインが一瞬なので注視する。基本は底付近を約30センチ幅で上下動させるイメージで操作。時折スローで竿いっぱいに振り上げてからの落とし込みの誘いを織り交ぜ、宙層の探りも入れる。速潮の日に着底があやふやになったら、巻き上げて入れ直そう。どんなアタリにも合わせるのが基本だが、掛からないときは最初のアタリを見送って2回目で合わせるなどヒットパターンを見つけるのも楽しい。

 ドラグは緩めに設定し、合わせるときはスプールに手を添えて大合わせ。良型ヒットなら竿が大きく引き込まれてドラグはうなる。海面にタイが浮けば釣り人の勝利だ=同〔5〕。

ガイド

〈船宿〉サンスポ推薦=鹿島港『幸栄丸本家』電話0299・82・2775〈交通〉JR鹿島線・鹿島神宮駅下車、タクシー利用。マイカーは東関東自動車道・潮来ICから国道51号で水戸方面に約20分〈料金〉予約制で午前船は4時、午後船は正午集合(予約時に確認)。餌の生きエビと氷付きで午前船は1万2100円、午後船は同1万1000円。冷凍エビの場合は、午前午後共に餌別、氷付きで1万1000円。毎月第3月曜日が定休。

  • 写真〔2〕
  • 写真〔3〕
  • 写真〔4〕
  • 写真〔5〕
  • ひとつテンヤ標準仕掛け