2020.6.18 12:00

【竿々学々】東京湾の半夜釣りのアナゴ、好スタート!

【竿々学々】

東京湾の半夜釣りのアナゴ、好スタート!

特集:
竿々学々

 ――師匠、東京湾の半夜アナゴが好スタートを切ったと聞きましたが、今シー

ズンは期待出来そうですか。

 「まあ、ここ何年かではまずまずのスタートと言ったところだな。全般に

サイズがいいのが少し気になるが、2時間余りの実釣で20匹超えも記録さ

れているからな」

 ――サイズがいいというのは、あまりよくないんですか。

 「う~ん、一概には言えないが、アナゴに限らずシーズン当初に良型が多

い年は、好調が長続きしないと言われる。つまり“新子(その年生れた子

供)”が少ないって事に結び付くからな」

 ――な~るほど。でも、父の話ではメソっ子って言うんですか、小型のアナゴも

結構交じったそうですよ。

 「えっ、父君はもう行って来たのか」

 ――はい。この間、浦安の船長さんから電話があったそうで、シロギスとのリ

レー船に乗って来ましたよ。

 「釣果はどうだった」

 ――シロギスが35匹にアナゴが8匹でしたが、アナゴは40センチ以上が半分で一番大きかったのは48センチありました。残る4匹は32、33センチの小型でしたよ。

 「ほう、上々の成績だね。最近は、シロギスとのリレー船が主流になって

いて、専門の半夜釣り船は出さない船宿も増えて来ているからな」

 ――確かに半夜釣りだけだと実釣時間は3時間足らずですからね。少し物足り

ない感じはありますよね。

 「“梅雨アナゴ”と言われるように、アナゴの“本番”はこれからなので大いに

楽しみだな。東京湾のアナゴは、小型でも白焼きにして食べたら絶品だからな」

 ――それ、私も大好きです。師匠に教わるまでは、アナゴは天ぷらか煮て食べ

るものだと思っていましたけど、白焼きにワサビを乗っけて食べたらやめられなくなりますね。

 「とにかく、東京湾の魚は美味い。アナゴもその代表格の一つだからな。こ

こ何年かの傾向では、シーズン後半は尻すぼみになっているから、釣れている内に行くか」

 ――ええ、是非行きましょう。シロギスのしゃぶしゃぶにアナゴの白焼き、そ

してシロギスとアナゴの天ぷらを満喫しましょうよ。

 「おお、いいね。ザ・江戸前って取り合わせだな。梅雨の晴れ間を狙って出掛けよう。父君も誘っておいてくれ」

 ――はい。分かりました。