2020.6.11 12:00

【竿々学々】初夏の楽しみ、手長エビがシーズンイン! 今シーズンも好スタート!

【竿々学々】

初夏の楽しみ、手長エビがシーズンイン! 今シーズンも好スタート!

特集:
竿々学々

 ――師匠、毎年お楽しみの手長エビが釣れ出したそうですね。今シーズンはどうなんですか。

 「おお、このところ全般にシーズンインが早まっている感じがするんだが、今シーズンも6月半ばには釣れ出したな」

 ――もう行ってきたんですか。

 「イヤ、緊急事態宣言のこともあり、まだ行っていないんだが、何人かの仲間が様子見に出掛けたようだ」

 ――結果はどうだったんですか。

 「多摩川、荒川、江戸川の好釣り場と言われるところを回ってきたようだが、どこも皆釣れたそうだ。特に近年好調な荒川と江戸川が、今シーズンも絶好のスタートを切ったようだな」

 ――師匠は、オモリを重くしたシモリ仕掛けで釣っているんですよね。一般的な仕掛けと少し違うようですが、オモリを重めにするのはなぜなんですか。

 「手長エビが、餌を食いに来た時に少し抵抗があった方がハリ掛かりがいいような気がして、そうしているんだが、手長エビに関する限り、仕掛けにあまり神経質になることはないと思うぞ。食いのいい時には餌さえついていれば、キッチリ食ってくるからな」

 ――それじゃ、手長エビ釣りのコツって何かあるんですか。

 「ああ、早合わせをしないことだな。手長エビは、いきなり口で餌をくわえるのではなく、一度ハサミで挟んでおもむろに口に運ぶ。ハサミで挟んだ時に結構大きなアタリが出るので、慣れないとどうしてもそこで合わせてしまう。すると、餌を離してしまってハリには掛からないってことになっちまうんだ」

 ――それでは、アタリがあっても少し待って合わせればいいんですね。

 「いいや、手長エビ釣りで合わせは必要ない。最初のアタリがあったら、少し仕掛けを送り込み加減にして手長エビが違和感なしに餌を食うようにしてやり、しっかり口にくわえた頃合いをみて竿を立てればバッチリ掛かってくる」

 ――それでバレないんですか。

 「おお、食いの渋いときには、口にくわえてからでも吐き出してしまうことはあるが、それは仕方がない。大半はくわえた餌は簡単には離さないので、ほとんどバレることはない」

 ――分かりました。それと釣った手長エビをおいしく食べるにはどうすればいいんですか。

 「いい質問だな。手長エビは、死んでしばらくすると、独特な匂いが出て、食味もガタッと落ちる。釣った手長エビは、釣り具店などで売っている酸素を発生させる装置(通称・ブク)を使って活かして持ち帰り、泥などを吐かせてから調理すれば一味も二味も違うはずだ」

 ――わかりました。