2020.6.4 12:00

【竿々学々】東京湾の“夏ダコ”がスタート!“前半戦”は数よりも型

【竿々学々】

東京湾の“夏ダコ”がスタート!“前半戦”は数よりも型

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 ――師匠、いよいよ今年も東京湾のマダコがスタートしましたね。大爆釣だった去年の影響が心配ですが、今シーズンはどうなんですか。

 「おお、俺も去年の影響が心配だったんで浦安の“タコ船長”に電話してみたんだが、『普通には釣れますよ』と言っていた。この時期に“普通”というと、数よりも型狙いになるな。去年の残留組の2~3、4キロ級が釣れる代わりに数は出ない-という時期だ」

 ――富津方面の船宿さんが5月の半ばから船を出していると聞いたんですが、状況はどうなんですか。

 「ああ、“タコ船長”の言う通り、トップで3、4杯といった釣果だが、毎日のように2キローバーが出ているな」

 ――そんなに大きいのが釣れるのなら1杯で十分ですよね。

 「まあ、確かにそうだが、この時期は10人乗れば2、3人はオデコ(0杯)が出ちまうからな。さすがに一日中コヅキまくってオデコは辛いぞ」

 ――ある程度数が釣れるようになるのはいつ頃からですか。

 「“タコ船長”の話では、今月末頃になれば300~500グラム級の数が伸びてくるって言っていた。もう少し様子を見てから出かけた方が得策かもしれんな」

 ――分かりました。ところでここ何年かは、関東でも“タコエギ”で釣る人が増えてきたようですが、師匠もエギで釣っているんですか。

 「ああ、俺も去年、初めて“タコエギ”でやってみたが、やっぱり昔ながらのテンヤの方がいいな。だが、少なくとも小型中心に釣れている時期ならテンヤよりも“タコエギ”の方が明らかに釣果がいいような気がするな」

 ――父も同じような事を言っていました。1キロ以下の小型なら“タコエギ”の方が圧倒的にいいが、2キロ級、3キロ級になると、カンナ(ハリ)が伸びてバレてしまうのを何度も見たそうです。

 「確かにそれはあるが、タモをうまく使えばある程度は防げると思うよ。俺は、合わせた瞬間にギシッと来るあの手応えが捨て難くてテンヤがいいんだがな」

 ――確かにあの手応えは独特なモノですよね。

 「いずれにしても去年のような大爆釣は望むべくもないが、思っていたほどの“反動”はないようなので、シーズン盛期が楽しみだな」

 ――今月末頃まで様子を見てから出かけましょうよ。

 「そうだな。“タコ船長”にある程度数が出るようになったら連絡くれるように頼んでおくよ」

 ――はい。よろしくお願いします。