2020.5.21 12:00

餌木マダコ、東京湾で今年もフィーバーの予感 コヅいたら3~5秒ポーズを

餌木マダコ、東京湾で今年もフィーバーの予感 コヅいたら3~5秒ポーズを

餌木で釣ったマダコ。女性にも人気のターゲットだ

餌木で釣ったマダコ。女性にも人気のターゲットだ【拡大】

 東京湾のマダコ釣りは4月25日に富津で開幕し、今後は次は6月1日に横浜沖、7月1日に富岡沖などが解禁となる。漁業権の設定がない海域では年中狙え、好釣果が上がっている。昨年に続き、フィーバーしそうな餌木釣りについて、千葉市・千葉港『守山丸』の金子輝人船長に攻略のキモを聞いた。

 ★状況

 同宿では例年1~5月は出船していなかったが、昨年のフィーバーの勢いに乗り、年明けからも出船し続けている。メインのポイントは、長浦沖の水深10メートル前後。トップ5尾前後と数はそれほどでもないが、型が良く、出船するたびに最大で3キロ級が釣れている。「冬ダコの延長のような感じです。そろそろ小さいのが出てきて数が釣れる時期。今年もフィーバーを期待したい」と船長は話す。

 ★タックル

 長浦沖など東京湾の東側のポイントは、根掛かりの少ない砂地が多い。ちょい投げして広く探った方が好釣果が出ており、竿釣りが有利。リールは両軸でもスピニングでもOKだが、投げる気満々の人はスピニングを使う。竿はフグやカワハギ用など先調子の硬い2~2・4メートル。「短すぎると船べりにタコがくっついてしまう」といい、キャスト重視でも1・8~2メートルを勧めている。

 ★餌木

 イカ用はカンナが根掛かりしやすいため、タコ用を推奨。サイズは3・5~4号。ピンクや赤、白などカラーバリエーションは豊富だが、「色や装飾はこだわらなくていい。餌木は1つではなく、2~4つ付けるが、これはアピール力とノったときに掛けるハリの数でしょう。1回の釣行で10個なくす覚悟で来てください」と船長。2個付けを推奨し、5回根掛かりしたら10個ロストという計算だ。30個がロストの“船宿記録”。オモリは20号が主体。潮の流れに応じて30、40号も使う。

 ★釣り方

 竿先を8時の方向に出し、海底5センチ上をコツコツというイメージでコヅく。キモについて、「15回程度コヅいたら3~5秒ポーズを置く。ノせる時間を作るのです」と話す。タコはコヅくものだというイメージが強いが、コヅきっぱなしより、釣果がいいそうだ。即合わせは厳禁。じわ~っと重みを感じたら、再び3~5秒止めて、ノせてから一気に合わせればOKだと説明した。

 キャストする場合も、コツコツと15回前後コヅいたらポーズ。根掛かりが多いポイントなら船長からアナウンスがあるが、上手な人は餌木を底に置かないので根掛かりも少ないという。型がいいので、最後は玉網取りが無難。江戸前のタコを堪能しよう。(松原輝明)

ガイド

〈船宿〉サンスポ推薦=千葉港『守山丸』電話043・312・2640〈交通〉JR外房線・本千葉駅から徒歩で約15分。マイカーは京葉道路・幕張ICから千葉方面へ約25分〈乗合料金〉氷付き8000円。女性と中学生以下500円。予約乗合で6時30分出船。

  • 良型が狙える
  • コヅくときの竿の位置を見せる金子船長
  • 竿釣りタックルと、餌木の2個使い
  • 竿釣りのマダコ標準仕掛け